悟は香澄の雰囲気に負けてしまい、
「ごめんなさい。つい・・・・」
「ついなに?答えて。」
「母さんが魅力的だったからつい・・・」
香澄は実の息子から予想しない答えに戸惑いながらも、
「やっていいこと、悪いことってあるでしょ。わかるわよね。このことはお父さんには内緒にしておくから。二人だけの秘密にしておいてちょうだい。わかった?もういや、ほんとに。」
香澄の態度に少しカチンときた悟は、いつか必ずやってやると密かに思うのだった。
そして月日も過ぎ、ある日友人から呼ばれて悟は遊びにいったときのことだった。友人がいい裏ビデオが入ったということで、ほかの友人とビデオを見に行ったのだった。
「おばさんなんだけどすげえ美人なんだよ。まあ見てよ。」
そう言って再生すると、明らかに隠し撮りの雰囲気の映像が出てきた。悟はわくわくしながら見ていたが、次の瞬間、明らかに見覚えのある顔が出てきた。
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