「お母さん明日何時に帰るの?」と私。「8時出発かな。悪いけど朝ごはん一緒に出来ないの。それに、掃除や洗濯もしなくて、ごめんなさい。」母が、立ち上がって寝支度を始めた。
「大丈夫、普段から慣れてるから。今夜は、甘えさせてくれるっていうしね。」「いいわよ。甘えん坊さん。。。あら、もう10時だね。母さん眠くなっちゃった。」母は、いつの間にかベッドに入って布団をかぶっていた。
「じゃあ一緒にいいかな?電気小さくするね。エアコンついてるから、寒くないでしょ」私も、同じ布団にもぐりこんだ。「小学校以来かな。お母さんとこうやって寝るの。社会人なのに変だよね。」「社会人になっても、健ちゃんはいつまでも私の息子だから。。」母の言い方は、私が息子だから交わっても良いと聞こえた。今、母は何を考えてるのだろう。当然、次の展開のことだ。私の出方を待っているのが、雰囲気でよくわかった。まだ、二人の体は密着していない。久美さんとの経験で私の方が一枚上手かも知れない。
「俺のこと好き?あら突然何を言い出すの。」。母が吹き出した。じゃあ好きってキスして。「う~ん健ちゃん甘えん坊なんだから。体を私の方に向けて、私のオデコにキスした。「じゃあ貴方はどうなの?」薄暗い部屋の中で、母の瞳が妖しく光ったような気がした。「大好きどころか愛してるかも。」母の唇に軽くキスした。髪の毛を触りながら「母さん綺麗だよ。」って言ってあげた。
すると、急に母が黙りこんだ。二人とも、暫く布団の中で沈黙していた。親子から男女の性愛の世界に移ったような気がした。
母の体を優しく引き寄せた。風呂上がりの石鹸の匂いがする。母の興奮した様子が、密着した体から手に取るように伝わってきた。
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