『さぁ、帰るぞ…』
身支度を整える間も与えずに妹の手を取る。
「……………ぅん………」
両手を首の後ろで組ませ、膝の裏から腕を通して抱き上げる。服がはだけ肩も露わになったままの妹は自分の姿が今どういう状況にあるか気付いた。
「や、イヤだよ…こんなの…恥ずかしいよ…み…見えちゃうよ…ねぇ…」
膝から抱え上げられている為、両足が丁度M字を形取り、その中心にはポッカリと口を開け物欲しげにピクピクと震えるもう一人の妹がいた。しかもツゥ…と一筋の涎がお尻に向かって流れ落ちている。
この状態なら妹の表情のその全てを手に入れられる。勿論、逝った顔も……。
妹を抱えたままゆっくりと山道を降る。無論その間も逝かさず殺さずの状態をキープできるように下半身への愛撫は続けている。単調にならないように変化を付けながら…。
ジジ…ジジジ…ジジジジ……ゴソ…ゴソ…
「?…お兄ちゃん…今…何かしたの?」
別に…といった風に誤魔化しつつ歩いていく。
…クチュ…
「…きゃっ!?」
入り口の部分に何かが触れた…、兄の指よりも熱くて大きいモノ……。その正体に気付くのに幾らも時間は掛からなかった。
「だ…駄目!!お兄ちゃん、それだけは絶対駄目ぇ」
秘所を庇おうと左手が俺の分身に触れた。反射的に手を戻しかけた妹に心配ならば握っておけば良いだろう?と促すと恐る恐る握ってきた。
「嘘…凄く熱くて…固くなってる…なんで…?」
一度握る力を緩め、今度は俺の分身を確かめるかの様に移動させながら触ってきた。歩く振動がまるで手でシゴかれている様だ。まぁ、そのつもりではあったが…。
しかし、片手でそういつまでも支えていられる筈も無く、首に廻した右手が痙攣し始めている。
「お兄ちゃ…もう、駄目……」
妹の腰を支える位置を少し下げ、先端が当たらないようにしてやる。
「これなら大丈夫だろ、さぁ…ちゃんと両手で捕まってな」
調整し直した腰の位置は丁度俺のモノの幹の部分と妹の花びらが触れ合うことなり、歩く度にクチュクチュという粘液性の音がしている。下世話な言い方をすれば【ドテ素股】というヤツか…。
「…ん…くふ…う…んん…はぁ…あん……」
この体勢は思いの外、妹の快楽神経を刺激することになったらしく、いつの間にか妹は無意識の内に腰を動かし始めていた。虚ろな目で俺を見詰める妹が何かを呟いている。
「…ねぇ…お兄ちゃん、知ってる?…兄妹でHな事しちゃ…い…いけないんだよ…」
「…Hな事って?」
「・・・・・知らない…」
そんな妹の態度にクスッと笑ってしまう。構わずに歩みを進めていくと、また同じ事を呟き続けた。
「…お兄ちゃん、Hな事しちゃ…いけないん…」
それはまるで俺に対してというより、快楽という名の大波に飲み込まれそうになっている自分自身に対して言い聞かせているようだった。それが妹の理性が出来る精一杯の抑制だったのだろう。呪文のように繰り返す言葉も虚しく、先程からの生殺しの余韻が高まりのギアを跳ね上げる。もはや先程の呪文は止み、淫らなハーモニカ奏者とおませな艶唱のライブが続ている。だったら俺も一緒にノってやるか…。リズミカルに腰を動かし、ピンク色のボタンをつねると妹の艶声のボリュームが高まっていく。妹の身体がガクガクと痙攣を始め、ライブの終演が近付き始めたことを告げる。
「あぁ…く…来る…き…来ちゃう…イヤ…見ないで…お願い……イヤァ……ァァァアアア!!」
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