体の中身が根こそぎ持っていかれたような、頭の芯が痺れる程の激しい射精の後、僕はア
ーの上に覆い被さったまま呆然としていました。
『・・・また中に出しちゃった』
そんな事を朧気に思ったりしていましたが、まったく体が動きません。
避妊の必要性は頭では分かっていましたが、アーが妊娠した姿なんて想像もできませんで
した。
「ねぇ、ター・・・もう、終わったの?」
アーのそんな声に気が付いたのは、すっかり汗が引いた頃でした。
「うん・・・・あ、ごめん・・・重かったろ?」
僕はそう言って、アーの上からノロノロと体を起こしました。
「ううん・・大丈夫・・・平気・・」
僕の体の下から、大きく脚を開いて僕を受け入れていたアーの全身が現れます。
ふと見ると、アーの顔には涙の流れた跡がありました。
「もしかして、痛かった?」
「え?・・・あっ、これ?」
アーが涙を拭いながら、
「痛いんじゃなくて・・・なんか、幸せ~って感じになっちゃって・・」
と、少し恥ずかしそうに言葉を続けます。
「ターに動かれた時、ホント言うと結構苦しかったんだけど・・・」
「そんなに苦しかった?」
「うん・・・お腹ん中ズシンズシン突かれてるみたいで、マジ死ぬかと思った・・」
「・・・ごめん」
「謝る事ないよぉ・・・・でも・・ターがアタシの中に入ってるんだな~って思った
ら・・苦しかったけど、嬉しくなってきちゃって・・・・・それにターが泣きそうな顔で
一生懸命動いてんの見たら、ムチャクチャ可愛くなってきちゃって・・」
「え~?俺、泣きそうな顔してたぁ?」
「してたよぉ・・・最後の方なんて今にも泣き出しそうだった・・・」
そう言って、アーが楽しそうに笑いました。
「・・・なんだよ・・・・・アーだって、感じてくると呂律が回んなくなんのな・・」
「・・なによ、それ・・・」
「アタシをアらシって言ったり・・・・・らメェ、なんて言う奴がホントにいるとは思わ
なかったぞ」
「うっそぉ!・・アタシそんな事言ってないよぉ!!」
「言ってたって・・・今度録音でもしてみようか?」
「・・え~・・・うそぉ・・・・信じられない・・」
アーは真剣にショックを受けています。
僕はそんなアーの横に並んで寝ころびました。
「・・・ねぇ・・ホントにアタシ、そんな風に言ってたの?」
アーはまだ納得できないのか、そう言って体を寄せてきます。
「マジだって・・・信じられないならホントに録音してみるか?」
「別に、そこまでする事はないけど・・・」
「まぁ、でも結構可愛かったぞ・・・普段のアーからは想像できない感じで」
「え~、なにそれぇ・・・」
アーがそう言いながら僕の腕に抱き付いてきました。
「・・・ホントにアタシ、ターとエッチしちゃったんだね」
「・・・そうだな」
「・・・・はあ・・・・・弟とこんな事になるなんて、夏休み前には考えもしなかった
よ」
「なんだよ・・・今さら後悔でもしてんのか?」
「そうじゃなくて・・・」
「いてぇ!!」
アーが突然僕の脇腹をつねってきました。
「なにすんだよ!?」
「・・・・・ターが悪いんだからね」
アーが僕をジト目で睨んでいます。
「・・なにが?」
「ターが、アタシを好きだなんて言うから・・」
「そこから来んのかよ・・・別に、素直な気持ちを言っただけじゃん」
「・・・・そうだけど・・・あれからアタシもターの事、意識しちゃうようになっちゃっ
たんだからね」
「そうなの?」
「そうだよぉ・・・だからちゃんと責任取りなさいよね」
「・・・・・責任って・・・どんなふうに?」
「一生、アタシだけを愛するのよ」
「あ・・あぁ、そういう事か」
「なに?・・・他になんかあんの?」
「いや、別に・・・」
僕が腕枕をしてやると、アーは嬉しそうにくっ付いてきます。
どんなに愛し合っていても、決して結婚という責任の取り方は許されない僕達。
せめてアーだけを愛し続けようと、心から思いました。
「・・浮気したら許さないんだからね」
「ああ・・・つか、お前こそ浮気すんなよ」
「しないよぉ!するわけないでしょう!・・・・あれぇっ!?」
アーが怒ったように体を起こすと、そこで驚きの声を上げました。
「?・・どうした?」
「・・・ターの・・おちんちん・・・・・なにこれ、カワイイ!」
アーが、萎えて縮こまった僕のチ○ポを見て叫びました。
「ちっちゃーい!・・・なんでぇ?どうしてこうなんのぉ!?」
考えてみれば、アーは勃起状態以外の僕のチ○ポを見るのは初めてだったか・・な?
「お前、ガキん時に俺の見た事あんだろ?」
「そうだけどぉ・・・え~、これがどうしてああなんのぉ!?すごぉい!」
そう言って、アーは僕のチ○ポを指先でつつき始めました。
忽ちムクムクと力を漲り始めます。
「うわっ!おっきくなってきた!・・・・・あっ!?」
突然アーが腰を浮かせました。
「・・どうした?」
「・・・なんか出てきた」
そう言って股間を探った指先に付着していたのは、僕がアーの中に出した精液でした。
アーに脚を広げて座らせると、マ○コの中から大量の精液が溢れ出てきます。
ウェットティッシュでマ○コを拭いてやりましたが、改めてアーとセックスをして中出し
までしたんだな~と実感します。
「ねえ、ター・・・避妊なんて・・してないよね?」
アーが今更の事を聞いてきました。
「うん、なにもしてない・・・」
「・・だよね」
「もしかして、危ないのか?」
「う~ん・・大丈夫だと思うけど、今まで考えた事ないからよく分かんない」
「・・そっか・・・ほれ、まだ出てきそうか?」
「あ、うん・・・もう平気みたい・・・ありがとう」
そう言って脚を閉じると、アーはクスッと笑いました。
「なに?」
「ターのおちんちん、またおっきくなってる・・」
アーのマ○コを拭いてやっている間に完全勃起状態を回復したチ○ポを見ています。
「しょうがないだろ!・・裸のアーと一緒にいたらこうなって当たり前なんだよ・・」
「・・・また、したいの?」
「え?」
「エッチ・・・したいんでしょ?」
「あ、ああ・・・当然だろ」
「いいよ」
そう言ってアーがベッドの上に寝そべりました。
「したくなったら、すぐ言ってくれていいのに・・」
「あ・・いや・・・」
「アタシの体はターの物なんだから、我慢なんてしなくていいんだから・・」
「あ・・うん・・・そうなんだけど・・・・いいのか?」
「当然でしょ?・・ターの好きなようにしていいんだから」
「わりぃ・・・・・あ、避妊はどうしょう・・」
「ん~~・・・今日はもういいよ」
「・・いいの?」
「良くはないけど・・・もう一回しちゃってるし、ダメな時はもうダメでしょ」
いざという時の肝の座り方は相変わらずです。
「・・・それはそうかもしんないけど」
ベッドに上がり、アーに近付きます。
「じゃ、遠慮なく・・・」
「うん、いーっぱい愛してね」
アーが嬉しそうに言ってキスしてきました。
舌を差し入れると、僕の首に手を回して情熱的に応えてくれます。
そうして、二回戦目が始まりました。
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