とゆう訳で姉がこの家で暮らす事になった。
正直嬉しい、けど・・・
「おはよう・・太一くん」
寝ぼけ目で起きてきた姉。「おはよ・・・う!?」
パジャマはだけて胸が見えそうだ。
「お姉ちゃん!パジャマが・・・」
「あっ、うん・・ごめんね」恥ずかしがる様子もなくボタンをつける。
あくびをしながら椅子に座る姉。
僕は朝食を作りテーブルに運ぶ。
「わぁー、美味しそう!いただきまーす!」
母さんが死んだショックはどこへ行ったのか・・・・僕も朝食を食べる。
「・・・・あぁ!お姉ちゃんそれ塩!」
「へぇ?あっ本当だ、ごめんねー」
ニコッと笑って姉はトーストにシナモンをかける。
相変わらずちょっと抜けている。
でも可愛いし面白い。
姉が越してきてからちょうど一週間。
最初は慣れない感じだったけどもう大丈夫なようだ。「太一くんは今日出かけるの?」
「うん、デート行くんだ」
姉は少し驚いた顔をした。「太一くん彼女できたの?どんな子?」
なんだか目がキラキラしている。
「えっと、同じクラスの優しくていい子だよ」
姉はさらに興味深々に聞いてくる。
「じゃあ・・・・その・・・チューとかしたの?」
いきなりすぎてコーヒーを吹き出しそうになる。
「ぶっ・・・う、うん。まぁ・・・ね」
姉はちょっと顔を赤くしてうなずいている。
「お姉ちゃんは?」
「へ?」
「お姉ちゃんは彼氏は?」
「・・・いないよ。付き合った事無い」
びっくりだ。
「ナンパとかされないの?」「ナンパ?何それ?難破?」どうやら姉はそっちにうといらしい。
しばらくして携帯が鳴る。美咲からメールだ。
姉はテレビを見ている。
「・・・・うーん」
「太一くん?」
携帯を閉じる。
「デート取り消しー!はぁーどうしよー」
「ほぇ、ざんねんだね」
困った・・・特にやる事がない。
「お姉ちゃんは?何するつもり?」
「私?求人誌見てバイト探そうかなぁって・・・あとお部屋の掃除とか」
「ふーん・・・あっ、そうだ!」
「何?いい事あった?」
「今日僕とデートしよ!今日だけお姉ちゃんの彼氏になってあげる!」
姉はびっくりして顔を赤くする。
「そ、そんな!デートだなんて!」
「いいじゃん!お姉ちゃんも彼氏出来たらデートしなきゃいけないんだよー」
姉は考え込む。
「うーん。太一くんが彼氏・・・・うーん」
「わ、わかった。普通に街に遊びに行こ!昔と大分違うよ」
「う、うん。わかった」
まだショックは消えていないと思う。
だからせめて気分転換になれば。
服を着替えて準備をする。財布を開ける。お金は・・・まぁ高校生にしては持って方か。
姉の部屋に行きノックする「準備できた?」
「うん」
ドアが開くと白いワンピース姿。
地味・・・だが似合う。
「じゃあ行こっか!」
「うん!」
街はすぐ近く。
ショッピングセンターや繁華街が並ぶ。
ここ最近できたばっかりだ「へぇー」
姉が興味深々に見てまわる「お姉ちゃん、これはどう?」
安いけど綺麗なネックレス「綺麗!似合うかなぁ?」
白いワンピースに銀のネックレス。
似合うような似合わないような・・・
「買おうかな!」
姉は興奮ぎみ、子供みたいだ。
レジにネックレスを持っていく。
姉は鞄をゴソゴソ。
「あれっ?あれ・・・・・太一くん・・・・」
「うん?」
めっちゃ沈んだ顔。
「財布忘れた・・・」
まぁ高くないし僕のお金で買った。
「太一くん帰ったらお金返すからね・・ごめんね」
「いいよ、僕からのプレゼントって事で!」
姉はニッコリ笑った。
「ありがとー!」
それから色々見てまわった、すぐに日が暮れた。
「夕飯どうしよ、お姉ちゃん今日は何食べたい?」
「うーん、ハンバーグ!」
やっぱり子供っぽい。
食材を買って家に帰る。
ハンバーグぐらい朝飯前。あっという間に出来上がる「はい、お待たせ!」
「うーん、太一くん料理上手!」
パクパク食べる様子はやっぱり子供。
年上とは思えない。
「ごちそうさま!美味しかった!」
こんな笑顔でごちそうさまを言われるのは初めてだ。こっちまで嬉しくなる。
夕食後・・・・
僕はベッドに寝転がる。
携帯を開くと着信が二件。美咲とマリ姉からだ。
美咲はデートキャンセルの謝罪メールだった。
僕は大丈夫だよと返事を返す。
マリ姉は電話だ。
「もしもし?マリ姉?」
「ねぇーたっくん、なんで来ないのー?」
「薬を盛るような人の家には行けませんよ・・・」
「へへっ、あれはやりすぎたよね。ごめんごめん」
「あっ、そうだ。お姉ちゃんが色々あって帰ってきたんだ!」
「まじ!?会いてぇよぉ!今度会おう!会わせて!久しぶりにゆーちんの顔みたい!」「うん・・・いいけど」
「じゃあまた電話してね!あ、あと今度から中出しは勘弁してね。今妊娠する訳にはいかないんだー」
「う、それはマリ姉のせいだよ」
「ま、たっくんが私をどうしても孕ませたいってならいいけどねー。無条件で結婚決定になるけど」
「そんな事しません!」
「ははっ、まぁピルでも飲むかな。中出しも気持ちいいし・・・」
「いい加減に・・・」
「ぶっ、じゃあねー!」
本当に・・・この人は・・時計は12時もうこんな時間か・・・明日も休みだけど夜更かしは良くない。
コンコンとノックする音。「太一くん?入っていい?」「あ、うん!」
パジャマ姿の姉。
「ごめんね、ちょっとお願いがあってね」
「うん?何?」
「・・・一緒に寝てもいい?」
「・・・えっ?どしたの?」「なかなか寝れなくって・・・太一くんとなら寝れるかなぁって・・・」
「う、うん。いいよ」
姉はちょっとニッコリ笑った。
ベッドはそんなに大きくないから・・・
背中合わせで寝る。
少しドキドキする。
綺麗で可愛い女の子がすぐそばにいる。
それが姉だと分かっていても。
僕がなかなか眠れない。
姉はもう寝たようだ。
「うーん」
ゴソッと姉が動く。
ドキドキがおさまらない。ギュッ。
後ろから抱きつかれる。
あぁ・・・・もう。
僕も姉の方を向く。
顔は近い、キスできる。
ドキドキ、胸が痛い。
キスしたい・・・。
僕のチンコは固くなっている。
パジャマの下少し下げて自分で擦る。
「はぁっ・・はぁ」
もし姉の目が覚めたら・・でも姉は起きない。
ゴシゴシと自分の手で擦る、姉の手が触れる。
姉の手をゆっくりつかんでチンコを擦り付ける。
「あっ・・はっ」
イきそう・・でもさすがにここじゃ。
布団から出てトイレへ向かう。
トイレで出るまで強く擦る「あっ!はぁっはぁ」
便器に白い精液が足れる。ハッとした。
何をしてるんだ僕は・・・姉に・・・ダメだ。
部屋に戻ると姉はぐっすり寝ている。
僕は押し入れから毛布を取り出し床で寝た。
今夜の事は忘れよう。
朝、いつもどうり朝食を作る。
「おはよ・・・太一くん」
「おはよう、お姉ちゃん」
僕はテーブルに並ぶ朝食に箸をつける。
姉はいただきますと言って手を合わせる。
しばし固まる。
「どうしたの?」
味噌汁を飲みながら聞く。姉は手の匂いをかいでいる「手がね・・変な匂いがするの・・何だろう?」
僕は昨日の事を思い出す。「て、手洗ってからご飯食べなきゃ!」
「そだよね・・・」
姉は流し台で手を洗う。
「太一くん、今度から一緒に寝よう!ぐっすり寝れたんだ!」
姉は嬉しそうに言うが・・「そ、そっか!うん、わかったよ」
これは嬉しい事か・・・・それとも耐えねばならない試練なのか・・・
とにかく姉の無邪気な笑顔はキラキラしていた。
はたして僕は我慢できるのか?
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