バスルームから出ると、部屋の大型テレビから、聞き覚えのある女性の喘ぎ
声が聞こえて来ました。
彼が持参したアレを、セットして観ている様です。
「また観てるの、そんなに良い? 私、恥ずかしいわよ。」
思わず、私はそう言いました。
「如何して? 誰でも無く、自分が写っているだけじゃないか?」
彼の言う通り、大型テレビに映し出されているのは、私自身の姿でした。
しかも、開脚ポーズで、あの部分を剥き出しに、1人遊びにふける姿です。
これを写したのは、勿論彼です。
オナニーを見せろと言う彼の願いに負け、以前この場所を利用した時、写さ
れたものなんです。時折家で、1人で観ているらしく、私も恥ずかしく
て・・。
バスタオルを身体に巻き付けた姿で、大きなベッドに身体を横たえました。
「もう良いでしょう?」
右手に持ったバイブを膣に挿入し、喘ぎながらも、そこから汁が流れている
姿は、自分で観てもいやらしい光景です。
彼の意思は無視し、私は自分の欲求を満足させる方を優先させました。
ベッドの背もたれに寄り掛る彼、その股間で勃起しているオチンチンに手を
延ばす私。
こんな元気な男性器を観るのは、この場所くらい。
主人相手では、とてもじゃないが、満足出来ないのも、この元気な物が原因
でもあります。
「相変わらずね、逞しい・・わ。」
右手に握り込むと、さわさわと上下に軽く動かせ、その硬さを味わいます。
「私以外には、使わないのよ。」
「使ってないよ、母さんだけだよ。」
「本当に? まだ早いんだからね、あなたには。」
嘘か真実か判らないけど、母親としては、あまり遊んで欲しくはないので
す。
「だから、こうして私がしてあげているのを忘れないでね。」
最低限の会話を残し、彼のモノを咥えました。
大きく口を開かないと、咥えきれないソレ、余り長い間咥え続けていると、
顎が疲れてしまいます。口の中も唾液が一杯になり、嫌が直、涎が溢れだし
てしまいます。
「ゲッ!」
時折喉を詰まらせながらも、私は止められませんでした。
私の愛撫が続けば、それも何時までも元気で有り続けます。
「私のも舐めて・・。」
流石それを口にするのは恥ずかしいのですが、息子が言えと言います。
息子は、私を何処までもいやらしい女にしたい様です。
普段彼に見せている母親の私に、何か含む処が有るのが良く判ります。
その不満を、この時まとめて返してくるのです。
ベッドの上で、お互いの身体を逆さにし、性器をいたぶり始めます。
これを始めると、私の方が負けるのは判っています。
女はその分損に出来ています。
アソコを舐められると、もう何も出来なくなってしまいます。
しゃぶろうとしても、アソコを舐められた快感で、身体が仰け反ってしまい
ます。
仕舞には、その行為に喘ぐだけになってしまい、もうメロメロ状態にされて
しまうのです。
息も切れ切れに、ベッドの上でのたうちまわる私。
「あぁぁ~、もうだめ~~、おかしくなっちゃう~。」
その言葉が合図でもあります。
「欲しくなった?」
身体を入れ替えて。私の上に被さって来ました。
私の顔を見ながら、そう訊ねる彼。
「来て!」
それが私の女としてのおねだりでした。
<影法師>
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