息子の手が、肩から背中に廻わされ、グッと抱き寄せられました。
そして、彼の顔が近付いたと思った瞬間、その唇が塞がれました。
互いの唇が濃厚に重ねられ、彼の舌が私の中に押し入って来ました。
舌と舌とが絡められ、唾液がお互いの口を行き交います。
見た目綺麗なくちづけと程遠い、濃厚な貪り合いが、次第に私の身体を燃や
してきます。
息子の手が、スリップの上から遠慮なく私の乳房をまさぐり、首筋、襟足に
彼の唇が這い、激しい愛撫の雨が降らされます。
「あぁぁぁ~~。」
彼の愛撫に対し、私は切ない声を洩らします。」
「留美子、好きだ。」
私の名を耳元で囁きながら、愛撫を加えます。
「あぁぁ~~いい~、いいの~。」
背中がゾクゾクするくらい、全身が痺れて来ます。
恥ずかしい話ですが、私より遥か年下の息子に、赤子の様にあしらわれてし
まいます。
いつしか、ソファーに押し倒され、私の上に押被さる彼。
スリップの下はノーブラ、たわわな乳房が、彼の胸で押し潰されています。
再び彼の唇で私の口が塞がれ、その唇は胸元へと・・。
彼の両手が、スリップのストラップにかかると、左右へグイッと押し開かれ
ました。
下から剥き出しになる豊満な乳房、その片一方が、グッと掴まれました。
そして、徐にそれを揉みしだかれました。
グミの様な乳首を、パックリ咥え、舌の先でその先端に刺激を与えて来ま
す。
「あぁぁ~~。」
再び背中に電気が流れます。
思わず息子の頭を抱え込む私。
「オッパイ吸って・・もっと・・あぁぁ、おねがい、もっとつよく・・・」
彼がまだ赤ん坊の頃、母乳を与えたその乳房は、今セックスの道具となっ
て、再び彼の口元へ。
「あぁぁ~、いい~、あぁ~もっとつよく~あぁ~~。」
時折乳房から顔をあげると、私の顔を覗きこみます。
その彼を、私は虚ろな目で受け止めております。
最初の絡みは、程々で終えます。
その後、二人でバスルームを利用する事に。
このモーテルを使う様になってから、息子と同じ浴槽に浸かっております。
赤ん坊の時と同じ様に、乳房を求める姿は今も変わってはいません。
ただ前からでは無く、後から私の乳房を掴むのは、赤ん坊の時とは少々違い
ます。
浴槽の中で、背中越しに身体を密着させ、私の肉体を息子に捧げます。
右手が乳房を求め、左手は茂みを通り越して、クレパスへと延びて来ます。
この時に、余計な会話は要りません。
目を閉じて、彼の愛戯を受け止める私。
それは彼が私にくれる、ご褒美。
乳首がコリコリと硬くなっているのは、同時に、左手が下の突起物を撫ぜて
いる証
「あは~~~っ!」
スッカリ彼の身体に全身を預けた状態で、私はその歓喜に酔いしれておりま
した。
時折指が中に押し込まれ、掻き回す様な仕草をみせますが、湯の中では、そ
の濡れ方が判らないのが救いです。
「のぼせそうだ、そろそろ上がる?」
彼がそう言って、手の動きを止めました。
彼はサッサとタオルで身体を拭い、バスタオルを腰に巻いて出て行きました
が、私は1人残り、息子の悪戯の後始末を。
ついでに、中も綺麗に洗い流しておきました。
これから、この場所を何度か使う事になるのですもの。
今日は、何度愛してくれるのかしら?
<影法師>
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