「・・・んっ・・・んっっ・・・・・ん・・・」
双子の姉、アーの息遣いを聞きながら、何度となくその唇に吸い付き、柔らかい感触を堪
能する・・・。
「・・・ターのキス・・段々エッチっぽくなってない?」
頬を赤く上気させ、少し恨めしそうな目で僕を見るアー。
しかし僕は、アーが足の怪我で出歩けないのを良いことに、思う存分アーとのキスを楽し
んでいました。
「あ~あ・・キスしていいなんて言うんじゃなかった・・・」
そんな事を言っていても、キスをせがむとアーはちゃんと応じてくれます。
でもまだ舌を入れるキスはした事がありません。
あとはどのタイミングで舌を入れてしまうか・・・。
アーと一緒にいる時も、いない時も、頭の中はその事ばかり。
そんなある日の夜、母さんが用事で出掛けた合間の事でした。
僕がアーの部屋へ行き、ベッドに座ると、
「・・もう、またぁ?」
アーが呆れ顔で僕の隣に腰を下ろします。
「いいじゃん、何度でもしたいんだから・・」
そう言って、返事も待たずにアーの口を塞ぐ僕。
チュッ・・・チュ・・チュッ・・・
何度も何度も、アーの唇を確かめるように吸い付きます。
「・・ふーっ・・・・・ん、満足した?」
唇を離したアーが、多少頬を赤らめてはいましたが、僕に明るく笑いかけました。
キスをしたばかりなのに、全然ケロッとした表情。
『恥じらいとかなんとか、女らしい反応がもう少しあんだろうがよ・・』
完全な八つ当たりではありますが、妙に癪に障ります。
「?・・ん?」
「なんでアーはキスしても平気な顔してんだよ・・・」
僕はアーの肩を掴んで唇を塞ぐと、何かを言おうと開きかけていたその口にムリヤリ舌を
侵入させました。
「!・・・・んーっっっ!!!!」
アーが目を見開き、塞がれた口でくぐもった悲鳴を上げます。
そして僕の唇から逃れようと身を捩っている内にベッドに倒れ込んでしまい、結果的に僕
に組み敷かれて逃げ道を失ってしまいました。
足をジタバタさせ、両手で僕の背中を叩いて抵抗するしかなくなったアー。
さすがにバレー部だけあって背中を叩く力は中々のものでしたが、所詮は女の子です。
しばらくすると諦めたのか、徐々に抵抗は弱まっていきました。
初めての、舌を入れての大人のキス。
まるでアーの口をレイプしているようです。
アーの方から舌を絡み返してくる事はありませんでしたが、その可愛い口を閉じる事もで
きず、ただ僕の舌に蹂躙されるのを受け入れるしかありません。
やっと唇離すと、アーは顔を背け、
「・・・キスだけって言ったじゃん・・・・・」
と弱々しく言いました。
「キスだよ」
「え?・・・」
「舌を入れる、ただのキスじゃん・・」
「・・そんな」
思わず顔を向けたアーに再びキス。
すでに抵抗を止めたアーの腕を放し、顔を両手で包むように挟んで温かい口内に舌を踊り
込ませると、
「!・・くぅーんっっ!・・・」
と子犬のような鳴き声をあげました。
アーの体が力なく僕の下に横たわっています。
しばらくアーの口の中を舐め回していると、いつの間にかアーの呼吸が荒くなって、くっ
たりしていた手が再び僕の背中に回されTシャツを掴んでいました。
口を離して見ると、アーは目許まで赤く染めて潤んだ目線も定まらず、ただ胸を激しく上
下させて荒く息をするだけ。
「アー、舌出してみて・・・」
「・・・・・え?」
「舌だよ・・・こんな風に・・ペロッて出してみて・・」
「・・・・・こう?・・・」
まるで頭が働いてないように、僕の言う事を素直に繰り返すアー。
そして僕は無防備に差し出されたアーの舌に吸い付きました。
「!!・・・んんんっっっーーー!!!」
アーの全身がビクンと震えます。
「んーっ!・・・っー!・・・ーーっ!・・」
塞がれた口から漏れる声は、まるで泣いているみたいです。
思うまま吸われ、絡まされ、しかしそれでもアーは舌を引っ込めようとはしません。
それどころか、怖ず怖ずと、自分から舌を絡み返してきました。
ズシンと突き抜けるような快感が体を貫きます。
全身の感覚が、アーの絡み付く舌に集中したかのよう。
僕達は、お互いの体を夢中で抱き締め、無言のまま舌を絡め合っていました。
贅肉のないアーの体は、鍛えられて筋肉質であるはずなのに不思議なほど華奢で柔らかで
す。
その柔らかな体を撫で回し、ついに手は胸元へと至りました。
シャワーを浴びた後なので、今日もいつも通りのノーブラ。
この前には軽く触れるだけしかできなかったアーのおっぱい。
今日は触るどころか、思う存分揉む事だってできるかもしれない・・。
『あせるな・・・あせるな・・・』
はやる気持ちを抑えつつ、掌がアーのおっぱいを掴みました。
「んっっ!」
アーの体がピクンと震えます。
『・・・・・やった!』
あの時感じたおっぱいの手触りは、なんと表現したら良いのでしょう。
とても柔らかいのに、しっかりと実体感がある、フワフワでもプニュプニュでもない、上
手く言葉にできないあの感触。
僕は夢中で触り、揉み続けました。
すると、
「いたっ!」
あまりに夢中になり過ぎて、おっぱいを揉む手に力が入ってしまったようです。
「あ・・・ごめん・・」
初めて触れた女の子のおっぱいは、思った以上に敏感でした。
「・・・ねぇ・・・もう・・止めよぅ・・・よぉ・・・」
アーが荒い呼吸の合間に弱々しく言ってきました。
「・・・お母さん・・もう・・・帰って・・くる・・よ?・・」
「え?・・そんな時間?・・」
時計を見ると、確かにそろそろ母さんが帰ってきてもおかしくない時間です。
『・・ここまできて!』
こんな機会は二度と無いかもしれない・・。
そう思うと、僕はアーの体から起き上がる事ができません。
そうしている間に息を整えたアーが、突然ポツリと言いました。
「・・あの・・・また・・しても・・いいから・・・・・」
「えっ?」
予想外の言葉に思わず聞き返してしまう僕。
「また、してもいいって・・・今みたいなキスも?・・・」
真っ赤にした顔を横に向けたまま無言で頷くアー。
「あと、胸とかも・・揉んでいいの?・・・」
僕の言葉に、アーの顔が瞬く間に、耳どころか首まで真っ赤に染まりました。
そして涙目で僕をキッと睨んで、
「胸だけだからね!他は絶対ダメッ!!」
と、裏返った声で叫びました。
僕にでも分かるほど、照れ隠しである事は見え見えです。
「あ~、分かった!分かったから!」
ふて腐れたように唇を尖らせているアーを抱き締めながら、僕は込み上げる笑いを堪える
のに必死でした。
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