備え付けの冷蔵庫からいくつかジュースとチューハイを取り出す。
「はい。飲むか?」
「ん・・・・・・飲む」
二人でスポーツドリンクとオレンジジュースを飲んで一息入れてから、今度は一本のチューハイを二人で飲んだ。
そして俺はアリスに「寝て?」と言われ、その通りにベッドに寝転んだ。
「うふふふぅ♪ ここからが本番だよ?」
「うお!?」
いきなり豹変したアリスに、俺は驚いてしまった。その顔はおもちゃを見つけた子猫のように嬉しさでいっぱいだった。
「今までしなかった分、今日、ここで、たっぷりと楽しませてもらうからねっ!!」
「・・・・・・頑張ります」
アリスはまずは騎乗位で挿入れてきた。ゆっくりと肉と肉が触れ合い、擦れ合い、味わうように、俺達は一つになった。
奥まで届くと、アリスは動かずに俺の胸に手を置き、深く、熱い溜め息をついた。
「あはぁ~♪ や、やっぱり、ユウのが一番だよぉ・・・・・・身体全部が喜んでるよぉ♪♪」
膣はきゅうきゅうと締めついて、離そうとしない。入り口も唇のようにちゅぅちゅぅと吸っているようだった。子宮も入り口がこりゅこりゅと当たり、刺激を追加していた。
一ヶ月ぶりのセックスは、想像を超えるほどの快感だった。
しかも今回は完全にアリスにリードを奪われている。逆転も出来そうにない。
そのままアリスは腰を振り始め、甘い声を出し始めている。俺は完全に飲まれ、されるがままだった。
「ぅぐ、あぁっ・・・・・・ご、ゴメンな?」
「なに? な、なんか、言っ、たぁ?」
俺のつぶやきが聞こえたのか、アリスは動きを止めて俺の顔を見る。
「あ、いや・・・・・・久し振りにいっぱい可愛がってあげようと思ってたんだけど・・・・・・しまらねぇな、まったく」
「べ、別にアタシはそんなつもりは・・・・・・」
アリスはそこまで言ってから、急に口をつぐんだ。そして見る見るうちに顔が赤くなって、なんだかもじもじし始めた。
不思議に思っていたら、アリスはいきなり顔を近付けてきた。
「・・・・・・ゴメン、さっきの、嘘」
「はい?」
「いっぱい可愛がって? んで、メチャクチャにして欲しい-----」
「・・・・・・」
ゆっくりと顔と顔が近付き、俺達は何も言わずにキスをした。
ちゅ、じゅる、ちゅ、っと水っぽい音が鳴る。それに合わせて、息とも声とも取れるものが漏れていた。
「んっ♪ ふむ♪ んぅっ♪」
「んっ、んっ♪ ふむっ♪ あふっ♪ ふくっ♪」
息が荒くなると同時に、アリスの腰も俺に叩き付けるように動いてきた。
俺の腰にアリスの腰が当たると、パンッ、パンッと音がなり始めていた。
激しく動く度に舌を吸い合い、よだれを飲み込み合った。
「アリス・・・・・・位置、変えていいか?」
口を離して、俺はすっかりと赤くなった顔のアリスにそう言った。アリスは一瞬ほうけていたが、いつものふにゃっとした笑顔になって「いいょ」と言って離れた。
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