「俊夫に泊って貰って良かったみたいだな」
その晩、やけに父親の機嫌が良い事に俊夫は驚ろかされた。
それは、夕べ母の言った事と関係が有るのではないか?
そうだとすれば、あれから母は父と交渉を持ったと言う事なのか・・しか
も、同じ様に中に受けた事になる。
俊夫は父親をそんな目で見ていた。
全て母、喜美子の計算通りであった。
「あなた・・、お風呂は?」
喜美子は意図的に夫に風呂を勧めた。
「俊夫、先に入っていいか?」
父の問い掛けに、
「良いよ、僕は寝る前に入るから・・。」
そう応えた。
「そうか、それじゃ先に入らせてもらうかな。」
奥の部屋に入ると、喜美子は引き出しから着替え用の下着を取り出し、浴室
に用意した。
「替えの下着、出してありますから・・。」
喜美子の言葉に押される様に、父親の姿がその部屋から消えた。
次の瞬間、喜美子と俊夫の視線が合わさった。
その場に立ったまま、喜美子は履いている巻きスカートのマジックテープを
外し、スカートをそのまま下へ落とした。
喜美子の黒々とした茂みが、俊夫の目の前に出現した。
「さっき、奥の部屋で脱いでおいたの。お願い・・来て。」
喜美子はそう言って、畳の上に横になった。
「母さん・・。」
「30分は大丈夫だから・・。」
喜美子は俊夫の肉棒を口で奉仕し、勃起へと誘った。
「急かせてごめんなさい・・、最後は中に出していいから・・。」
喜美子の決心は嘘ではなかった。
「本当にいいんだね?」
「いいの、頑張って、お父さんとはもうしないつもりだから・・。」
喜美子の言葉を聞き終わると、俊夫はその身体に覆いかぶさっていった。
限りある時間の中での交わりとは言え、何故か二人は燃えた。
いや、限りがあるからこそかもしれない。
30分と言う短い時間の中で、喜美子と俊夫、実の母と子が愛し合っていた。
もし誰かが二人のその行為を目撃したとすれば、愛し合っている男女の愛の
行為と思うだろう。まさかその行為が、母と息子の禁断の交わりだと
は・・・。
「母さん!」
「俊夫、あぁぁ~としお~。」
喜美子の両足に挟まれた俊夫の下半身が激しく動き、それに合わせた様に喜
美子の口から、
微かな喘ぎ声が漏れ出る。
口に手を当て、思わず叫びそうになる自分の声を、必死に押し殺している。
俊夫の繰り出すピストンに、何度も喜美子はアクメを感じ、愛される歓びを
その肉体に感じていた。
「彼方が好き~彼方が好きよ~~あぁぁぁ~~。」
<影法師>
***新規投稿が増えてきた様です。次回は又新規投稿の形で更新致しま
す。話もいよいよ核心に向かいます。
ノンジャンル体験小説の方にも、作品を掲載しております。良かったらどう
ぞ。<影法師>
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