深く布団に入ってないときっとお尻が見えてしまう…私は近くにあったクッションを後ろに置いた。
父の指が、濡れてしまった太股を、中心に向かってなぞる。
それは、アソコに触れることなくまた下がって…何度か往復し、焦らすのだ。
「お願い…」
小さく呟くと、それに応えるかのように父の指が割れ目をなぞってきた。
「はふ…」
むにっ、と二本の指で割れ目を開かれる。そこからトロ…と熱いものが溢れてくる。それを掬い取るように下から擦り上げられ…ぷっくりしたクリトリスに塗り付ける。
ゆっくり…円を描くように動く父の指が…だんだん速くなる…
「あっ…はっ…くぅ」
足がガクガク震え、今にもイキそうになってしまう私。父は絶妙なタッチで、それをさせない。
もう気がおかしくなりそうだった。
ダイニングの方からはかすかに韓国ドラマのエンディングっぽい音楽が聞こえる。
父の手が離れていき、私達は目の前の映画に意識を移した。
「は~なんだか眠くなっちゃった。もうこんな時間だし先に上がるわね」
何も知らない母…
「…はあい」
「ああ、おやすみ」
私は母の方を見れなかった。上気した顔を見られたら変に思われてしまうかもしれないから…
トン、トン、トン…
2階に足音が消えていく。
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