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『便器に座って?』
耳元でそっと囁き、音を立てないように便座を下ろす。アリスはまだ躊躇っていたが、快感に負けたのか、便器に腰を下ろして、脚をあげる。
『・・・・・・どうせ、こんな格好しろって言う気だったんでしょ?』
『流石は俺の奥さん♪』
俺はアリスの横に立ち、ち○こを向ける。同時に手はおま○こに伸ばしていた。
『すご・・・・・・ガマン汁でとろとろ♪』
『舐めてきれいにしてくれない?』
『・・・・・・もう、しょうがないな』
腹をくくったのか、アリスはパクリと何のためらいもなくち○こをくわえた。それを確認したあと、俺もおま○こに伸ばした指を動かし、掻き交ぜはじめた。
【声を聞かれてはならない】
そんな条件が加わったせいで、無言で、ただひたすらに愛撫に集中していた。
くちゅ、ぷちゅ、じゅる、ぴちゃ・・・・・・
少し大きいかな? と思った音がする度にビクッと身体が震える。しかしヤンキーたちのバカ話は止まらない。それを確認してまたお互いを愛撫しあう。
声はなく、無言だった。だがそれゆえに興奮していた。
『んふぅーっ、ふむぅ、んぷ、じゅるる・・・・・・♪』
口で一生懸命に奉仕をするアリスの頭を撫でながら、俺は指を掻き回し続けた。
次第に快感が高まり、俺はイキたくなってきた。アリスも同じな様で、だんだんと息が荒くなり、腰もくねくねと動かしている。だがそれでも、俺もアリスも愛撫をやめようとはせず、むしろ激しくした。
薄い壁一枚を隔てた向こう側には、ヤンキーがいるのに。
聴かれるかもしれないのに。
覗かれ、何かされるかもしれないのに。
その一つ一つが、高みへと誘っていた。
『くっ・・・・・・あ、あぁ、アリス、もっと口でしごいてっ!』
『んくぅっ、んっ、んっ、んっ♪♪』
吸われる快感に、俺はとうとう果ててしまい、アリスの顔と胸などにドロリとした白濁液をぶちまけてしまった。
それにワンテンポ遅れて、アリスもビクンと大きく身体を震わせ、痙攣していた。おま○こからはチョロチョロと放尿をしており、顔は快感に蕩けていた。
ふと耳を澄ますと、バカ話が聞こえない。タバコのニオイと煙りはわずかに残っているが、人の気配もしなかった。
そっと外を見ると、既に誰もおらず、残っていたのは、煙をわずかに吐いているタバコの吸い殻だった。
「もういいよ。誰もいない」
「そ、そう・・・・・・良かっ、た」
くったりと脱力し、アリスは心底ほっとした表情を浮かべる。
だが、ここまできて俺は止まれなかった。
アリスの正面に立ち塞がるように立ち、おま○こにち○こをあてがう。
「・・・・・・それじゃ、今度こそ」
「うん・・・・・・最高にイカせてね?」
「任せて」
ゆっくり挿入し、俺はアリスを抱きしめる。アリスは首に腕を、腰には脚を絡めて離すまいと力いっぱい抱き着いていた。
「じゃ、動くから・・・・・・」
「来てぇ・・・・・・ユウ」
ゆっくりと腰をグラインドさせながら、俺はアリスを持ち上げて駅弁(?)の体位をとった。ちなみにこれが初めてである。
「んきゅぅぁっっ!? こ、これぇっ、く、くりゅぅっ!!? 腰、がぁぁぁぁ♪♪♪」
一突きごとにビクンビクンと震え、先ほどの無言が嘘のように声をあげて感じまくっている。次第に俺の肩に噛み付いて、声を殺していた。
それが可愛くって、うれしくって。
俺はアリスの頭を撫でながら、ゆっくり奥まで入れて、ギリギリまで引き抜く。そしてまたゆっくりと奥まで入れてやる。
「んぐぅ・・・・・・ひゃぁ♪ ユウっ! ユウっ! ユウぅっ!!」
「うくぅっ!? アリス・・・・・・っ!!?」
しがみついて、俺の名前を連呼していくアリスが愛おしかった。
気付けば俺はずっとアリスの頭を撫で続けていた。小さい頃、転んだりして泣いているアリスを慰める時のように、優しく。
「ふふっ」
思わず微笑んでしまった。
「・・・・・・ユウ?」
「あぁ、何でもないよ・・・・・・可愛いなって」
「ば、バカ・・・・・・」
アリスに不思議そうな顔をされ、俺はごまかした。恥ずかしかったからだ。
「まぁいいや・・・・・・キスして?」
「・・・・・・ん」
唇を重ね合い、俺は再び腰を振った。お互いに感じている声を隠そうと、必死にキスをしていた。
「んむぅ・・・・・・またっ、またっ・・・・・・くるっ・・・・・・ぅ♪」
「う・・・・・・っ!!? アリス、俺も・・・・・・またっ」
「ユウっ、ユフゥ~♪」
あれだけしたというのに、また絶頂しようとしている自分が不思議だった。でも、今はそうしたかった。
「ん”っ!!? う”ーっ!!?!!」
「うむ”ぅ~~っ♪」
キスをしたまま、俺とアリスは絶頂していた。とぷっ、どぷっ と音が聞こえるくらいの量が出たと思う。それくらい、長く射精したのは初めてだった。
「ぷはぁっ・・・・・・はっ、はっ」
「んぷゅぅ・・・・・・ふぅ、ふぅ」
余韻がいつもより長く感じた。頭がなかなか元に戻らない。まだ快感しか感じ取れない。
「ん・・・・・・」
「あ・・・・・・」
目が合い、どちらからともなく、またキスをした。
今度は優しく、蕩けるような甘いキス。
一分かそれくらいだけのキスだった。でも、今までのキスの中で一番優しいキスだった。
口を離すとアリスは抱き着いてきた。
「ユウ・・・・・・」
そう言うと、アリスはすとんと落ちるように眠ってーーーーいや、気絶してしまったんだと思う。緊張の糸が切れたんだろう。
「眠ってる姿は・・・・・・可愛いなぁ、やっぱり♪」
完全に眠りについてしまったアリスを膝の上に乗せ、俺は便座の上で時計を見た。
30分ほど経っていた。
「いや、まぁ・・・・・・別に普段が可愛くないってわけじゃ・・・・・・無いけども」
すやすやと欲望に忠実に眠るアリスを見て、思わず愚痴るかのように俺はぼやいていた。
「エッチの時のコイツも・・・・・・そりゃ、世界一かわいーーーー!!!」
そう言いかけて、俺は凄まじく恥ずかしくなった。
(ベタ惚れだなぁ、俺・・・・・・)
妹相手に何を考えているのだろうと思ってしまった。
(だがその妹に手を出したのは・・・・・・俺だよな、やっぱし)
思わず笑ってしまう。
「でも、良かった・・・・・・かな? こうなって」
遊び疲れた子供の様に眠るアリスを見て、俺はまた頭を撫でた。
余談だが、アリスが目を覚ましたのはこれからも1時間半後。つまり2時間の間、俺はトイレに座りっぱなし。しかも脚は人生の中で、もうないだろうというくらい痺れまくっていた。
そして、もう二度と大学ではするまいと心に誓った。
長文、失礼しました。
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