俺は最後の一滴までアリスに注ぎ込んだ後、繋がったまま凜に話し掛ける。
「凜・・・・・・これが大人のSEXだ・・・・・・凄いだろ?」
「・・・・・・え?」
凜はようやく気付いたように、ハッとして声を出す。
「凜、どうだった?」
「う、うん・・・・・・凄かったよ。ユウ兄もアリス姉も、別人みたいに・・・・・・その、えと・・・・・・」
「SEX?」
「うん・・・・・・別人みたいにSEXしてて、これが本物のSEXなんだ・・・・・・って思ったら、頭の中、真っ白になっちゃってて・・・・・・」
「ずっと見とれて、オナニーまでしてたんだな?」
「えっ!?」
凜はようやく自分の手が自らの股間にあるのに気付いていた。
「な、なんで・・・・・・?」
「無意識のうちに慰めてたんじゃないの・・・・・・お姉ちゃんと似て、実は淫乱?」
「っ!!?」
ビクッと身体が震えて、凜は慌ててこっちに背を向ける。恥ずかしかったのか、耳まで真っ赤にしていた。
(姉妹なんだなぁ、やっぱり)
思わずそう思わずにはいられなかった。アリスも、前はこんな風に俺に背を向けて、顔を真っ赤にしていたことがあった。
「・・・・・・凜、大人になってみるか?」
一瞬、自分の頭がおかしくなったんじゃないかと思った。
何を言っているんだろう、俺は。相手はそれこそ今まで妹として接してきた女の子に、いきなりこんな事を言うなんて。
「ユ、ユウ兄・・・・・・」
だが、凜は大きく拒絶することなく、ただ小さく俺の名を呼ぶだけだった。
※元投稿はこちら >>