始めは固い表情を見せていた優子だったが、父親の口調が柔らかくなったことにホッとした。
「隆之君が居ない時にあんな事になっても安心だしな。」「あんな‥こと…。」優子の顔が
強張った。わざと娘には視線を向けず快活に、「わりとなるんだよな?あんまり辛い時は
お義父さんに頼まざるを得んだろう。いやあ~さっきはまいったよ。急な事で父さんは
まごついたが、お義父さんには何回か処置してもらってるんだろ?」と、いかにも当然なことだ
という風に言った。黙ったままの優子をわざと大げさに見て「何だー。手伝ってくれない
のかー?父さんだったら息子の嫁さんがウンウン言ってたら飛んでいくぞ。まあ多少
スケベな気持ちも起こるだろうがな。、孫がおっぱい飲めなくなったり
したら大変だ。」と多少芝居がかって言った。戸惑った顔の優子にたたみかけるように言う。
「まさかお前、恥ずかしくて頼めないとかじゃないよなあー! 何だったら事情を話して
父さんから言ってやろうか?」「止めて。…自分で搾れるから。」「誰かに少し吸い出して
もらわないとおっぱい搾りにくいって言ったの、お前だぞ。だから父さんにも頼んだんじゃ
ないのか?」ここぞとばかりに強調した。
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