「寝たみたい。」服装の乱れを直し、優子は赤ん坊を抱きかかえ、隣の部屋に寝かせた。
自分の肩を叩きながら優子は言った。「最近また重くなったから、肩こっちゃう。」
「父さんが揉んでやろうか?」「うんっ。自分ではなかなか上手くいかないの。」
「よしよし、母さんにもよくしてやったから。こっちへおいで。」優子は言われるがまま
父親の前に座った。「髪を上げてくれるか?」優子は手早く髪を上げて父に背を向けた。
父はむき出しのうなじを眺めながらおもむろに優子の肩に手を起き、ぐっぐっと力強く
揉み始めた。「ぅっわ、気持ちいい。お父さん、そこっ。」「ここか?強過ぎないか?」
娘の様子を気にかけながら続ける。気持ちよさにだんだん口数が少なくなった優子だったが、
少し気になることもあった。父の手が大き過ぎるのか、肩だけでなく胸の付け根の
膨らみはじめの部分にまで、指がかかって揉み込まれてしまう。
子供が重いだけではなく日頃から胸の重さで肩や、胸の上のとこまで凝っていたのだから、
揉みほぐされると、大変気持ちは良いのだ。だが、父にそんな気はないと分かっていても、
なんだか乳房全体を揉まれているようにも感じて、体が時折ピクンとなってしまう。
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