俺も母も、この女性を良く知ってる
俺は産まれた時から彼女を知ってる
母は彼女が産まれた時から知ってる
……母の妹、つまり、俺の叔母
そして…
「………遥香先生?」
俺の口から呼び慣れた彼女の名前が漏れる
「…えっ?…りょ、凌央くん?」
身を強張らせ、丸くなりながらも視線だけで俺を確認する叔母
「……は~る~かぁ~…貴女、何してるの?こんな所でぇ?」
母の怒気を含んだ声が叔母に突き刺さる
「ひっ……おっ、お姉ちゃん……」
母に呼ばれ
恐る恐る母に視線を向ける叔母
それが自分の姉だと、確認した瞬間
体を隠すことも忘れ背筋を伸ばし、硬直する叔母
思わず携帯を落としてしまった
それを、すかさず拾う俺
そのディスプレイの中には
次はこうして
それなら、こうやれ等と
行動指示の言葉が並ぶ
少し遡って読むと
晴美という名前で
『今、床にお尻を付けて、足を開いて、おまんこ弄っています…あぁ、こんな所、教え子や知り合いに見られたら…あぁ…変態教師って呼ばれちゃう…あぁ…私は、変態教師の晴美ですぅ』
って 書いてあった
「ふ~ん、変態教師、晴美ねぇ~(笑)」
思わず吹き出しそうになる俺
「……!…ちっ、違うの、凌央くん!」
何かを否定したい叔母
「遥香、ちゃんと説明しなさい!」
怒気の収まらない母の声に
身を竦めながら
「あっ……あのぉ~、そのぉ~…ご、ごめんなさい…お姉ちゃん(涙)」
泣き出しそうになる叔母
仕方ない助け船を出す
「まぁ、お母さんも遥香先生も、落ち着こうよ、どうせ変態同士なんだしさ、俺も含めて(笑)」
この言葉に、母の姿を確認する叔母
そして、自分がしている事に気付く母
2人とも、言葉を失う
「まぁ、ここじゃなんだし、家に帰ろうよ(笑)」
母にはバックパックの中から
キャミソールとスカートを渡し
叔母には、そこで脱いだ服の中から
ブラウスとスカートを渡す
他の衣類は、バックパックの中に
叔母のパンツだけは
自由な人達のブルーシートハウスの前に、おみやげとして置いた(笑)
沈黙のまま着替える母と叔母
家路の途中も黙ったまま
俺だけが少し楽しかった
っと、続けようか?(笑)
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