受け取ったトイレットペーパーで、自分で拭き始める母
ちょっと、がに股になってて
少しみっともないが、可愛かった
拭き終わったペーパーを便器の中に捨てる
もちろん、俺が最初に拭いたのも一緒に
そして、水を流そうとすると
誰かが、入ってくる気配を感じ
母を個室に押し込むようにして
俺も一緒に入る
「どっ……」
何か言いかけた母の口を手でふさぎ
口の前に、人差し指を立てて
静かにして、のジェスチャー
それに気付き、ゆっくり頷く母
『コッ、コッ、コッ』
始め、自由な人達の襲撃かと思ったが
足音は、ヒールのように底の硬い靴のよう
どうやら女性?のようだった
ここの公衆トイレを使うなんて
勇気が有るなぁなんて、ぼんやり考えていた
しかし、開いてる個室に入る気配は無い
良く耳を澄ませて、聞き耳をたてると
カチャカチャと携帯を打つような音が聞こえる
母も全裸のまま、息を殺し
俺と同じように聞き耳を立ててる
まぁこの状態で出ていく訳にも行かないから
様子を伺うしか出来ないのだが
しばらく携帯を打つような音がしていて
それが止むと
衣擦れのような音が聞こえた
「??」
母と顔を見合わせると
母も同じように
何が起こっているか解らないって表情だった
やがて、衣擦れのような音も止むと
クチュッ、クチュッ、カチャカチャ、クチュックチュッ
携帯を打つ音に混ざり
ちょうど、ヌレヌレのマンコを弄るような音が聞こえてきた
母が弄り出したのかと見ると
母も解ったのか
首を横に振る
つまりは……個室の外で
女性がマンコを弄りながら
携帯を打ってるのだろうと
憶測できる
自由な人達が入ってきたら
終わりだろうって言うこの場所で
勇気があるな……
どんな人か
興味が出てきた
それは母も同じようで
ジェスチャーで『開けて見てみる?』とすると
母は頷く
それを見て俺も頷き
ゆっくりと音をたてないように
慎重にドアを開けて
出来た隙間から覗くように見てみると
『……!!』
さきほど、母の汚した床の所に
尻を付けて座っている全裸の女性がいた
母は俺の顔の下で
同じように覗いている
母もまた、ビックリしてるようだ
ちょうど、俺達の入った個室は
女性の背中側で
気付かれてはいないようだった
もちろん、俺達に見えているのも
背中と尻だけ
さっきより、鮮明に
クチュッ、クチュッ、カチャカチャ、クチュックチュッと聞こえてくる
『あ~、携帯から指示を受けて、オナしてるんだな…』
かなり、携帯画面とオナに集中しているのか
顔が出るほど、扉を開いても気付かれていない
思い切って、母の手を握り、一緒に個室から出る
もちろん、ゆっくり静かに
多分、近所の人なんだろう
これは、弱みを握った事になるし
俺達の事も言えないだろう
だから、そっと母と一緒に、顔を覗き込んで見た………
俺「…………!!!!」
母「…………ぁっ!!」
女性「………ぇっ?…きゃぁあ!!」
声を漏らしてしまった母
さすがに気付いた女性
小さな悲鳴を上げる
さて この女性の正体は
次回にぃ
続くかもよ(笑)
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