関原の若い肉棒は、絶頂を迎えた後もすぐに硬さを取り戻していた。男は貪るように初江の蜜壺、そして菊門へと幾度となく突き入り、そのたびに熱い奔流を注ぎ込む。
蜜壺は擦り切れ、腫れ上がり、菊門も焼け付くような痛みを伴っていた。しかし初江にとって、その痛みこそが悦びであり、関原に必要とされることでしか自らの存在を認める術はなかった。
繋がれ、弄ばれ、責め苛まれるたびに、心の奥底では甘やかな安堵が芽生えてゆく。この痛み、この屈辱、この肉の悦びに身を委ねることでしか、今の私は生きている実感を得られない。
やがて男は最後の一滴まで注ぎ込むと、満足げにベッドに背を預けた。
「ほら、立って」
言われるがままに裸のまま立ち上がると、関原は鞄から一本の麻縄を取り出した。
その手際は手馴れており、するすると縄が肌に食い込み、亀甲縛りの形を成していく。乳房は縄に押し上げられ、蜜壺も、尻の割れ目も縄目に包まれる。
「よし…服を着ろ」
命じられるまま、その縄をまとった上からワンピースを羽織る。乳首が擦れ、腫れた蜜壺が生地に触れるたび、じくじくと疼く。
関原はにやりと笑い、初江の耳元に囁いた。
「それはな、奥さんの貞操帯だ。次のデートまで絶対に取っちゃダメだぞ。毎晩部屋の窓から俺が確認してやるからな」
心臓が跳ね上がった。羞恥と恐怖と、そして抗えぬ甘い悦びに、初江の身体は再びきゅんと収縮する。
俯き加減に、しかし確かに蕩けた声音で答えた。
「……はい」
その声の裏には、まだ果てぬ欲望と悦楽の余韻が渦巻いている。どれほど肉を貪られ、責め苛まれようとも、むしろそれこそが己の価値であり、生の証であると、初江は理解していた。
そして帰りの夜道。
関原と別れ、一人きりになった初江の蜜壺は、擦り切れ腫れたはずなのに、またも熱く疼き、割れ目に食い込んだ縄を濡らしていくのだった。
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