カフェを出た二人は、賑わう昼の公園へと足を向けた。陽射しはまだ眩しく、芝生では家族連れがシートを広げ、子どもたちは無邪気に駆け回っている。
そんな平和な風景の中、初江は関原と手を繋ぎ歩いていた。その指先は、汗ばんで湿り気を帯び、膣内に仕込まれたローターはなおも甘い振動を繰り返している。
交差点での信号待ち、すれ違う家族連れの横、噴水の前。関原は人目があるその瞬間を選び、懐のリモコンのスイッチを押した。
「……あっ」
思わず膝が震える。びくりと身体を揺らし、繋いだ手を強く握りしめる。その様子を関原はにやにやと眺め、囁く。
「奥さん、声出てるよ。みんなに聞かれちまう」
そう言われると、余計に息が荒くなり、膣内が疼く。家族連れの子どもたちの声、ベビーカーを押す母親たちの談笑が、耳の奥で遠ざかる。
涙ぐむように顔を伏せ、初江は震える唇で呟いた。
「……もう、許して……」
その言葉に、関原はさらに口元を歪めた。
「でも奥さん、喜んでるだろ。こういうの、憧れてたんじゃないの?」
図星を突かれた。背徳に溺れ、人目に晒され、いつしかそれを悦びに変えてしまった自分が、確かにそこに居た。否定する言葉は、もう浮かばない。
しばらく歩き、公園の奥まった小さな物陰に二人は入り込む。そこは茂みと古びたベンチがあり、人気は途切れていた。
初江は関原の前に膝をつき、スカートの裾を絡ませたまま、男の股間のジッパーに手をかける。解き放たれた肉棒は、昼の陽射しを浴びて蒸した匂いを放つ。
「ほら、奥さんの好きなヤツ」
そう言われると、身体が勝手に反応した。熱く疼く蜜壺から蜜が溢れ、膝元の芝にぽたりと落ちる。
「……いただきます」
囁くように告げ、初江はその肉棒を口腔に咥えた。
重く脈打つそれを、舌で丹念に舐め上げ、唾液を絡ませて喉奥まで呑み込む。
男の熱と、昼間の公園の音が交錯する。遥か遠くで子どもの笑い声が聞こえる中、甘い肉棒の味と匂いが舌の上に広がり、脳髄まで蕩けそうになる。
「気持ち良いよ、奥さん。ほら、もっと奥まで」
関原の手が初江の髪を掴み、頭を押さえつける。
喉の奥まで突き込まれる肉棒。えづきながらも、初江の蜜壺は振動に痺れ、全身が甘く痙攣した。
そして数度の律動の後、熱い奔流が口腔に迸る。初江はその全てを受け止め、濃厚な男の味を舌の上に広げながら、喉を鳴らして呑み下した。
「……ん、くふっ……」
溢れた蜜が太腿を伝い、ショーツを濡らしてゆく。脳は蕩け、甘い恍惚に沈んだ。
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