栞の中はあくまでも暖かった。暖かくて気持ち良かった。もう一度味わってみたい…いや、何度もあの感覚を確かめたい。
「こっちにおいで」
僕は栞を腕枕してあげる。ショートの髪の毛にキスをしながら、布団の中で余韻を楽しむ。4本の足が蛇のように絡み合う。
「さっきはどうだった?」
「少しまだ余裕がないです。気持ちがまだY先生に追い付いていないんだと思います。」
僕は栞の手を取り肉棒を触らせる。
「分かる?勃起してるだろ?僕だって興奮してるんだよ。見てごらん」
掛け布団をバサッとはがし、勃起した肉棒を栞に見せる。
「普通のぺニスだろ。セックスなんて性器同士の結合に過ぎないんだよ。特別なことではないよ。だから、そんなに難しく考えなくていいよ。力を抜いて。僕に身体を投げ出してくれたらいいから。受け止めてあげる」
「優しいんですね」
「何が?」
「何かフワフワした感じでした。優しくしてくれてありがとうございます。」
「今まではどうだったの?」
「…うん、雑な感じっていうか、なんかあんまり気持ちいいって感じしませんでした。」
そういうと栞は目を伏せる。
「栞ちゃん、一緒にシャワー浴びる?」
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栞は軽くシャワーを浴びた後、浴槽のお湯に身体を沈めている。僕はシャワーの温水を頭から浴びると、栞に浴槽から出るように言う。浴槽から出て僕の前に立った栞は、僕に何で呼ばれたのか分からないのか、きょとんとした顔で僕を見つめている。
「栞ちゃん、こっちむいてそこに立ってごらん」。栞を浴槽の壁際に立たせる。
乳房こそ小ぶりだが、細身の身体を被う白い肌は水をはじき、水滴を作りながら、肌を伝って落ちていく。ところどころ、薄い肌の下の静脈が浮き出てみえる。Vゾーンの陰毛は上の方に薄く生えていて、しっかりとIゾーンが見える。本当に大人の女のIゾーンとは思えないほど、キレイな形をして、白い貝のように門が閉じられている。
シャワーのコックを捻る。シャワーヘッドからは細くて強めの水が噴射される。左手で栞の右足を抱えると自然とIゾーンの割れ目がひらく。開いた女陰に向けて股間の下からシャワーを当てる。シャワーの水が敏感な部分を刺激する度に栞は鼻にかかる甘い吐息を漏らす。
「あっん、あっ、あっ、気持ちいい。暖かいです」
栞は両手を僕の首に回し、股間にあたる温水の気持ちよさに蕩けていく。
「栞ちゃん、そこに手をついてみて」
栞に浴槽の壁に手をつかせ、お尻を付き出させる。腰からヒップへの曲線はなだらかな丘陵のようであり、腰の細さに驚く。
その体勢で少し足を開かせる。股間の下から入れた指先でIゾーンの割れ目をひらいてあげ、再度、アソコのシャワーマッサージをしてあげる。二度目の快感に少しづつ、漏れる吐息の量が増えていく。シャワーでのマッサージの後、足に力が入らなくなり、少しふらつく栞を金色のスケベ椅子に座らせる。栞は虚ろな目をしながらも、興味津々に変な形の椅子を見ている。
「栞ちゃんはいつもアソコ、どうやって洗ってるの?」
「何でそんなこと聞くんですか?」
逆に質問されて、かなり焦った。
「いや、あんまり気にしないで。興味あるだけ」
「普段は軽く指を入れて洗ってます。本当に少しだけ」
「石鹸使ってるの?」
「市販のボディソープを使ってます……あっ、すいません…いやでしたか?」
「何が?」
「アソコへ口づけしてくれたこと、とっても嬉しかったです。元彼は全然、してくれませんでした。Yさんが口づけしてくれてる間、とっても気持ちよかったです。でも、他の女性にしてあげる時ってあれぐらいの長さですか?正直に言ってくれても大丈夫ですよ。」
「じゃあ正直言うと…もっと長くする」
「ありがとうございます………そうですよね。私、アソコの洗いかた、上手くないのかも。それに自分じゃ、分からないから。匂いとかって…」
「何で椅子に座ってもらったかって言うとね…栞ちゃんのアソコ、洗ってあげようと思って…そうしたら、次はもっと長く、口でしてあげれるかなって」
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すぐには変化しないとは思うけど…と言いつつ、僕は栞のヴァギナを洗ってあげる。膣の中は指で洗わないこと。石鹸は無添加で刺激の少ないものを使って良く泡立たせて、その泡で膣の周りだけを優しく洗うこと。小陰唇のヒダが一番汚れやすいのでここは丁寧に良く洗うこと。浴室には石鹸は無かったので、化粧室にある小さな石鹸を使って、実際にいった通りに洗ってあげる。
「じゃあ、そこにまた立ってごらん」
栞を浴槽の壁を背に立たせ、片足を肩に乗せ、栞のヴァギナに顔を寄せる。指で小陰唇を広げ、中に見えるピンクの肉壁に尖らせた舌先を突き刺す。洗ったばかりで石鹸の匂いが強くするが、最初にあったヴァギナの強い酸味臭は消えている。
「いい匂いだよ。家でも毎日、こうやって洗ってごらん。1か月もしたら全く変わるから…ね」
(続)
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