トイレの中まで女性が入ってくると、私を抱きしめ耳元で「…もしかしてっ…あなたってっ…女の子がっ…好きっ…なのっ…!?」
「…」私が無言で頷くと、「…あっ…やっぱりっ…そっかぁっ…!」「…えっ…なんでっ…!?」「…んっ…何となくっ…ねっ…!」私の体が震えると、「今日はっ…少しっ…寒いよねぇ~っ…」「…はっ…いっ…!」「もうすぐ…部活が…終わるから…校門で待っててくれるかなぁ~っ…!?」「…あっ…はいっ…!」
目の前に突如として現れた女性に、魂を吸い取られているような、初めての恋愛感情「…あの人ならっ…抱かれてもっ…!」
校門の付近に立っていると、部活を終えた生徒の群れが、私の目の前を通り過ぎて行った。
校内の照明が全て消えると、暗闇から「…お待たせぇ~っ…!」女性の姿が…
先ぼどまでのジャージ姿とは違い、白地にブルーの薔薇柄のワンピース姿。
年齢は母親とは差ほど変わらいはずなのに、何故だか見つめてしまっている自分がいた。
女性の自宅に行きソファーに座ると、私が握り締めている水筒を見つめながら、「…のぞみちゃんっ…てっ…!?」「…んっ…なんでっ…私の名前っ…!?」「…あっ…内緒にしててっ…ごめんなさいっ…ねっ…!」「…実はっ…ねっ…!」「…?」「…あなたのっ…お母さんとぉっ…私ってねぇっ…同級生なのっ…!」「…あっ…そうだったんですねぇ~っ…!」「…でっ…ねぇ~っ…あの~っ…!」「…私っ…あなたのっ…お母さんがっ…好きでっ…告白したんだけどっ…断られちゃったんだけどねぇっ…!」「…へぇ~っ…そうだったんですねぇ~っ…うちの母親からはぁ~…聞いた事ないですぅ~っ…!」「…そっかぁっ…そうだよねぇ~っ…!」
「私ってねぇっ…画家になる夢があってぇっ…」「…へぇ~っ…すっごい~っ…!」「…でねぇっ…お母さんの裸体を描きたかっんだけどぉ~っ…!」「…えぇ~っ…あのぉ~っ…ブヨッブヨっ~!?」「…あははぁっ…今のお母さんはっ…しばらくっ…逢ってないからっ…」
「そう言うことかぁ~っ…!」
「ねぇ~っ…あなたのぉ~っ…お母さんってね~ぇ…!」「…!えぇっ~あのっ~ぉっ…ブヨ~ッ…ブヨ~ッ…がぁ~っ…!?」「お母さんには内緒にしておこうねぇ~っ!」
「そうだよねぇっ~…私ぃ~ぃっ…
バレたらぁ~竹刀で滅多打ち
にされちわゃうからぁ~」
私が帰宅し玄関のドアを開けると、竹刀を握りしめている母親がっ…「…ね~ぇっ…のぞみぃ~っ……」「…ぎゃあぁ~っ…なんでぇ~っ…!?」
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