愛する彼は6年生 その4
私は変わった。
いいえ、彼が変えてくれた。
それまでの私は、ただの家事ロボットだった。
育児に掃除、洗濯、炊事。
結婚の際に引っ越しをした馴染みの無い土地では、地域との繋がりも余り無かった。
仕事も辞めて社会との関係も希薄になる。
誰かに私と云う存在を認知して欲しかったのかもしれません。
でも今は独りではない。
愛しい彼が居る。
そう思うだけで、私の心は弾んだのです。
もう私の行動は誰にも止められない。
私は家事を終えた後に着換えをしました。
いつもより露出が多い物にです。
上は濃い色のブラが透けて見える、明るい黄色のピッタリとしたタンクトップ。
そして下は、膝上15センチの白の花柄スカート。
その両方共が収納ケースに仕舞っていたものです。
彼らは、帰りが夕方になると言っていた。
私は彼らの帰りが待ち遠しくて仕方がなかった。
「ただいま~」
二人の声が聞こえた。
家に帰って来た様です。
真理奈「おかえりなさ~い」
「博物館、楽しかった?」
悟「うん、もう、最高!」
真理奈「そう! やっちゃんは?」
康博「凄い、面白かったです!」
「古い機関車とか、いっぱいあって」
「また行きたいです」
そうです。
彼らは、鉄ちゃんなのです。
悟「やっちゃんとまた行こうって」
「だって、人がいっぱいで全部見切れなかったよ」
康博「また行きたいね」
二人は盛り上がったまま、二階へ行った。
彼の本当に嬉しそうな顔が初めて見られました。
こちらのテンションも上がっちゃいます。
今夜は腕によりを掛けてご馳走をしてあげようと思いました。
そして楽しい夕食が終わって、二人は居間でテレビを見ています。
お笑いのバラエティー番組で二人とも大笑い。
そんな雰囲気がこちらまで嬉しくさせてくれる。
楽しい時間が流れていました。
私は食事の後片付けをしています。
時折、さり気なく彼の方を伺うと、私の事をチラチラ気にしてくれている。
昼間の興奮も有って、いつになく彼の視線が積極的な感じがします。
ここで私は勝負に出ました。
台所器具の説明書を持って、彼の傍まで行ったのです。
真理奈「ごめんね、やっちゃん。 これ、どういう意味かしら?」
鉄ちゃんは理系の卵だろうと、勝手に想像して機械の説明を聞いた。
そのとき、私はやっちゃんの腕に思いっきり胸を押し付けました。
康博「え~と、これはこういう意味かな?」
と、彼は真剣に説明をしてくれる。
でも胸が触れている彼の腕は震えていました。
更に私は、彼の横顔に自分の顔を、思いっきり近づけた。
彼は私の香水の香りを嗅いでくれたはずです。
私の気持ちが、例え半分でもいいから伝わってくれたらと思いながら。
そして、テレビを見終わった彼らは二階へ。
私は帰って来た夫の世話をする。
相変わらず、会話は余り無い。
夫は風呂を浴びてさっさと寝床に入ってしまった。
その後、私は遅くまで居間のテレビを見ていました。
すると誰かがトイレに入った様です。
「悟?」
と私が聞くと
「あっ、あの、僕です」
と、やっちゃんの声が聞こえて来た。
私はその時、ひらめきました。
私は居間のソファーに座って胸を触り始めたんです。
わざと声を押し殺して。
彼の気配を感じます。
私はスカートの中に手を入れて、本気の自慰を始めました。
「んっ、 んんっ、 ぁん、 んぁぁっ」
小さな声で喘ぎます。
暫く行為を続けて、少し満足した私は周囲の気配を探ると、そこにはもう誰もいませんでした。
翌朝、夫を送り出した私はいつもの様に家事に取り掛かります。
今朝も洗濯物でいっぱい。
そして、その中には彼の物も。
相変わらず、きちんと畳んである彼の衣服の中から下着を取り出すと、そこには昨日以上の量の精液が付着していました。
明らかに昨日とは違う、意識して何度も射精した量です。
ブリーフに水分を取られていてもなお、凛々しく存在する量のねばねばした液体。
それを見た私はもう無我夢中でした。
一旦家事をやめて、彼のブリーフを大事に抱えて寝室に入ります。
そしてベッドの上でショーツを脱いで大胆に脚を拡げました。
彼の畳んだブリーフを優しく広げて、プルプルしている彼の精液を人差し指と中指ですくいました。
そして左手の指で、あそこを大きく開いて彼の精液を膣の奥に塗り込んだんです。
「くちゅっ にゅちゅるるっ!」
二本の指が膣の奥まで届いて
「んんっ! んぁっ!」
私はその瞬間、小さく達しました。
彼の精液を
いや、恋しい人の生殖する為の体液を自らの生殖器に受け入れる事が出来たのです。
私は指を、あそこに入れたままうつむいて、暫く動けませんでした。
少し時間が経って、頭がはっきりとして来た時に実感しました。
私は彼の遺伝子を、間接的に受け容れてしまったと。
彼はもう他人ではないと勝手に身体が判断してしまった。
私はショーツを履き直して、ふらふらしながら家事に戻りました。
そして私の行動は、もう少しエスカレートしていきます。
つづきます
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