ここでその8を投稿します。
この私とシテ下さるというお嬢様。半信半疑だと申しては失礼。そんないい加減なお方ではございません。素直に喜んで過ごしました。
もちろん毎日のご入浴のお世話は致しました。
ご入浴後にゆっくりとお話するのも楽しみです。
決行日の前日の式の打ち合わせは二人で相談してある程度決まっていたのですが、お嬢様から、
「ねぇ爺や、私とデキると感謝の気持ちがこもったいい式だけど、一つ佳奈からもお願いがあるの。いいかな?」
「はい、何でございましょうか」
「いつも私の全て、体の隅々までこよなく愛してくれてありがたいのね。それを究極までに高めたいの」
「はい、何なりと」
「私が…料理を作るから召し上がってくれる?」
「ありがとうございます」
「食後のデザートもね。そして…そしてね…フフッ!」
「爺やが私のイチバーン、ね……好きなとこにデザートを乗せるから。ねぇ召し上がって!お願い!」
「はい、お嬢様のお肌に載せてありがたく…」
「まあ、察知が良いこと」
いよいよ決行日前日の式です。式は先ずは打ち合わせ通り進みました。ざっと申し上げますと、お互いに裸になり、ガウン一枚で覆うだけになりました。
「今まで私のわがままを聞いてくれてありがとう」「こちらこそ今まで楽しませて下さり、加えてお嬢様の大切なお体を下さること、感謝致します」と、お礼の言葉を交わします。
そしてお嬢様がガウン一枚をゆっくりと取り、美しい裸体が…。感謝の気持ちを込めたキスを全身に……もう今まで散々行ってたことですが、今回は改めてという事で緊張しました。
お嬢様も、
「ああ、緊張するわ」といつもと違う反応。
「式も終わったので、約束通り夕食を召し上がってね」とお嬢様。
お嬢様はお刺身やら野菜などをご自分のお腹の上に並べました。まぶしい程のそれはそれは美しいお肌です。箸をつけるとお腹の筋肉がピクッと動き、それが堪りません。
「ねぇ、いいアイデアでしょ。どんな味?」
「はい、幸せがにじみ出た味でございます。全部食べきったので後始末を致します」
「そう、食べたのは爺やだから爺やがきちっと後始末してね」
申すまでもないでしょう。後始末は私の舌でキス、いや舐めて綺麗に拭き取ることでございます。
「次は食後のデザートね」とおっしゃると、ご自分の乳房にクリームを…。勿論それも同じように頂戴致しました。
「ああ、いいわー。ああ、ああ」
「クリームがこぼれちゃうから動けない。どうしたらいいの」
「いいですよ。無理なさらなくても」と私はクリームを拭き取って食べました。
「ううーん。いいのに。普段わがまま通してる私だもの。我慢すること覚えなきゃ」
「次のデザートはアイスクリームね。ちょっと待っててね。今すぐ持って来るから」
「はい、お待たせ。今度は背中に乗せるから。ゆっくり味わってね」
「はい、ではうつ伏せになって下さいますか」
「はい、はい」
お嬢様はうつ伏せになっても器用に背中にアイスクリームを乗せます。体の柔軟さを感じます。
私はアイスクリームをありがたく頂いた後、残ったアイスクリームを背中の下、真下です、私の大好きな肉のお山に……そっとおきました。そう、美しいお尻においたのです。それからお尻の上、背中に近いお尻に桃を置きました。お尻と美味しそうな桃との調和は素晴らしいものがあります。
「ねぇ、お尻に置いたものを食べさせるなんて、爺やに失礼ではないかしら」と顔を赤らめるお嬢様。その表情は正に女性の奥ゆかしさが一杯。
「ああ、いいわ。夢のような甘い世界。いいわ」
最後はおそらくはお嬢様もお望みになっているであろう、お尻の割れ目に…。
「あっ、それだけは止めた方が…」とおっしゃるものの、言葉になりません。
私は黙って続けました。
「いやあ、いやあ。お願い、やめて」
お嬢様の口から、やめてというお言葉が出るのは珍しいことです。
「やめて!」
式はこれで終わりました。
すぐに風呂に入り体を洗いました。そしていつものことでしたがお体を拭き、下着を差し出すだけでなく、感謝の気持ちを込めてそれを丁寧に履かせました。
「ああ、ビックリした」
「いつもしていることですが、何故でございましょうか」
「だって、あまり動けない状況ででしょ。でもいいわ。私だって我慢することもあるのよ」
「ありがとうございました」
「ふふん!がまん、がまん。我慢と甘味と歓喜の経験かしら。ううーん、謝らなくてもいいよ。爺やの想いも更に良く分かったし」
その夜は軽くウイスキーを飲んで床につきました。
(続く)
※元投稿はこちら >>