その7を投稿します。お嬢様と私との関係は長く続きますが、物語としてはそろそろ終わりに近づきます。
(その7)
人工膣で疑似セックスをして下さるという約束、嬉しくて堪りません。もちろんそれまで毎日奉仕を続けたことは言うまでもありません。
「やっと見つけたの。まだ買ってないけど。そこでお願いがあるの」
「はい、何でございましょうか」
「通販で見つけたんだけど、何だか私が買うの恥ずかしい。爺や代わりに申し込んで買ってくれる?それと、女性用のもついでに買ってくれないかな?」
「はい、承知しました」
「ありがとう。でも女性用を爺やが買う訳ないし、私が疑われないかな?」
「ご心配なく。男性だって興味本意で買う人もいるばずです」
「そうなの。もしものことがあったら、いやらしいのは爺やということにしといてね。その代わり、私も爺やにいい思いさせてあげるから」
「ありがとうございます」
人工膣は届きました。早速試して下さることに。お嬢様はそれを手にお持ちになり、お互いに体を合わせて疑似セックス。お互いのおなかを合わせての行為です。
行為は直ぐに終わりました。
「どうしたの、爺や。あまり乗り気でなかったようだけど」
「お嬢様の私を思うお気持は本当に嬉しゅうございます。しかし、やはりお嬢様の手でして下さった方が幸せを感じます」
「そうなの。爺やには合わないみたいね」
「はい、でもいい経験になりました」
「そうね。手でしてあげた方がましかぁ」
「はい、その方がお嬢様のお優しさを感じますので」
「うん、私も同じ。だって私も手で爺やのモノをモミモミすると凄く気持ちいいもん。爺やの興奮が手を通して伝わって来るし。心臓の音だって……」と、おっしゃると私のモノを握り始めました。
私達はお互いに抱き合い、お嬢様は私のモノを握ったまま、お話を続けました。
「ねえ、前にも訊いたけど、爺やは私がおなにぃしてること知ってたんでしょ。してる時は不思議と遠くにいるんだもん」
「もう正直に申し上げますが、それは全く気にしなかったです。寧ろ……」
「えっ、寧ろ何?」
「はい、自分がしてること知られないかと心配しておりました」
「へぇー。そんなもんなの。ひょっとして私を思い浮かべながら?」
「はい、それはもう」
お互いに率直になったものです。
「はは、実は私も爺やのこと考えながら…」
「?……」
「そう。爺やに体洗ってもらうこと想像しながら」
「それは嬉しゅうございます。私もやり甲斐があります」
「実はね、クンニしてもらうとこも想像して。だからそれが現実になっても心の準備が出来てた」
「私もクンニを空想して行っておりましたので」
「私たちって気が合うのね」
「はい、でも年齢その他あまりにも違い過ぎておりまして」
「うん、それは残念だけど。だからいつまでもこんなお相手してあげる訳にはいかないし」
「はい、お嬢様はこれからも成長、というか沢山のご経験をなさらないといけないのでございます」
「うん、私は今二十歳。十年経ったら爺やは…」
「はい、○○歳になりますね」
「二十年経ったら?」
「まだまだではございますが、もう元気がなくなっておりますよ」
「うん、そこなんだけど、ねえ爺や!私ざっくばらんに訊くけど、セックスってしたくなあい?」
「はい、それは何度思ったことか。でも今ではお嬢様に慰めて頂き、幸せでございます」
「うん、そこなんだけど。最近ふと思うの。そりゃ爺やにはいつも尽くしてもらって、私も幸せよ。でも言い難いのだけど、いつも私のおなにぃの道具にしているんだもん。良心咎めるよ」
「いえいえ。勿体無いお言葉でございます。お嬢様のお体に触れることで満足しております」
「私、爺やにはシテあげられないって言ったけど……でも思ったの。あと十年、二十年経ってから、私、ああ、あの時爺やとしてあげたら良かったなとか考えたくない。してあげたら爺やどんなに喜んだかななんて後悔してしまいそう」
「お嬢様はセックスのご経験はあるのですか」
「そこなのよ。私、ないのよね。いつか若くて好みの男性が現れたらって思ってた」
「それは良いお考えですよ」
「ううん、もちろん爺やは男性としての魅力はイマイチというか。でもね、求められれば気分いいよ。許すよ!」とおっしゃいながら私のイチモツを軽く擦ります。
「はい」
「うん」
「しかし、二人の子供ができたら…」
「そこよ。私、研究してたの。ピルってあるじゃない。大丈夫よ」
「そこまでお考えですか。私も避妊をしっかり致します」
「そう、二人がしっかり避妊すれば全く安全ね……ねえ、まさか私とそんなことできるなんて思ってなかったでしょ」
「はい、夢見てるみたいでございます」
「ふふん、夢じゃないよ」とおっしゃいながら、私のイチモツをつねりました。
「どう?痛い?痛かったら夢じゃないよ」
「ああ、何だか痛いのが幸せの印の様に思えます」
「決行日は来週の土曜日。私の大事なものを差し上げる日。軽く扱っちゃ駄目だよ」
「もちろんでございます。結ぶ前日と当日にお礼の意味を込めて式をいたしましょう」
「わあ、どんな式になるんだろう?楽しみだわ。それまでは手で我慢してね」
「はい」
(続く)
※元投稿はこちら >>