逃げ続けて追っ手が無いのを確認し、家の近くだったので二人を連れて帰った。部屋に行きタマちゃんを交え事態の説明を聞いた処、どうやら例の男に何か弱みを握られている様で、もう数日グループに付き合えば解放される予定だったが、逃げた事でフイになったかもしれないとゆう事を話した
♀「…もうダメ…終わりよぉ!」
そう言って泣き崩れる少女をなだめながら千里先生は少女を送って行った
翌日、気になってゲーセンの路地まで来ると昨日の少女が挙動不振にウロウロして『ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ』と呟いていた…私の顔を見ると青ざめた顔で逃げようとしたので捕まえ問いただした。
♀「ゴメンナサイゴメンナサイ…こうするしか無かったのよぉぉぉ…ぅぅ…ヒグッ…」
泣きながら途絶え途絶え話した内容だと、昨夜帰ってから連絡があり先生を身代わりに差し出せばチャラにして解放すると条件を出され今さっき先生をだましてゲーセンの地下で待つ例の男に差し出して来たらしい
「馬鹿!そんなの悪人の常套句じゃない!更に弱み握られるだけじゃない!何より誰かを犠牲に助かろうなんて弱い心が許せない!困難に当たったら自分で…強く出来ないなら犠牲じゃなくて一緒に立ち向かわなくちゃ!」
少女に平手を打ち据え、ゲーセンの地下へ向かった
時間が無くなったのでつづく…
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