前の話し、手抜きでなく、Ｈシーンが少ないので書くのをやめた話の続きを
あらすじで。。。
天使は、愛を求め、嫉妬深いものである。
半裸の女、人間ではない。 天使ミカエル４世（聖天使ミカエル）、大天使
ミカエルのひ孫娘にあたる。普通天使は、完成体で光の中から誕生するので
系譜はない。性のない中性の者もいる。が、大天使と呼ばれる１０数名は、
主従の契約（この世で言う結婚）を結び、そこから子供として生まれる天使
がいる。そうして生まれた天使は、あまたの天使を統率する者となるべく成
長する最高位の天使。ちなみに、４世目の天使の事を『聖』と敬称で呼ぶ。
聖天使ミカエルもそんな一人だったのだが、、
最高位であるところの聖天使ミカエルに「ご主人様」と呼ばせる男、名を漆
原馬男という。死して魂となった人間。『中層』という場所に、ほぼ閉じ込
められる罰を受けている。ある秘密を守らせるため、口外しないこと、天界
へは入らないことなどを条件に、この世で数時間の実体をもつ事ができるな
ど、天使のような力を授かっている。 漆原独自の超能力があり、それは、
己の思念を伝染させられる、というもの。思念が変態的なら変態的なほど強
く相手の心を支配できる。簡単にいうと、天界に片足突っ込んだ魂、片タマ
である 笑。
聖天使ミカエルは漆原との激闘の末（？笑）身体を開かれ、ＳＥＸの喜びを
教えられる。世に言う堕落、堕天使になってしまったのである。 堕落と同
時に天使の力は失われ地に落ち、ただの女へとなってしまう。最高位の天使
の堕落、という汚点の発覚による混乱を恐れた天界は、漆原を封じ、聖天使
ミカエルを地獄に落とし、事の隠滅を謀る。
聖天使ミカエルをもっと可愛がりたいという変態、だが正義感の強い漆原
を、地獄に救出に向かわせるよう手引きした天使（実は大天使ミカエル）に
より、神もサタンさえも忌み嫌う地獄へと降りる漆原。
漆原が地獄で見た聖天使ミカエルは、既に地獄の腐水と腐気により、その住
人と化す途上であった。
かろうじて、売られる前に売春宿から脱出する漆原とミカエル。
山を越え、もう少しで地獄を抜けられるとき、聖天使ミカエルは、自らの死
を悟り、天からも見放され、地獄からも追われる自分を助け、ただ一人負ぶ
って歩く漆原に、幼い頃見た憧れの主従の契約を結ぶ。
やっと地獄を抜けたとき、聖天使ミカエルは腐汁を垂らす肉の塊のようなあ
りさまで、姿を現した大天使ミカエルは救出の失敗を悟る。
天界にもこの世にも、どこにも属さない漆原は、自分の体液が腐水腐気を中
和する事に気付き、主人として聖天使ミカエルに命令する。俺の小便を飲め
と！命令に従い浄化された聖天使ミカエルは、大天使ミカエルより、その霊
力を込めた衣を授けられる。
こうして、地獄の住人という体質でありながら大天使の力を持つ天使に生ま
れ変わった聖天使ミカエルは、変態漆原を主人に、共に中層で暮らし、ＳＥ
Ｘを教え込まれる日々を送っていた。
中層では、魂の声が響き渡る事が稀にある。中島美嘉の助けを求める声を聞
いた漆原は、強大な力を持つ聖天使ミカエルと共に救出に（たぶん）現れた
のである。
補足として、大天使の主従の契約は、より神に近い者が主となるが、漆原が
聖天使ミカエルの主人になったのは、より神に近いのは人間であるためで、
これが男天使と人間の女性の魂ならば、主は人間の女性になることをことわ
っておく。
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