その日は、珍しく不貞を働いている昭子の旦那が家に帰ってきた。
弘樹が鉢合わせるのは2回目の事だったが、初めての時はまだ昭子とそういう関係になっていない。
初めて昭子とそういう関係になってから、早3か月が過ぎようとした頃だった。
すでに昭子は身も心も弘樹のモノになっていた。
家庭教師のアルバイトの時給も相場の3倍になっていて、それは昭子が弘樹を離したくないと言う意思の表れでもあった。
実際にこの日も試験休みだった弘樹は、朝から昭子のもとを訪れて、昭子の家事の合間に弄んだ。
弘樹が『イケ』と言えば、昭子はどこを愛撫されていてもイッテしまうし、『我慢しろ』と言えば、ひたすら我慢し続ける事をしてしまう
体になっていた。
娘の萌絵が帰ってくるまでの間に、昭子の体は敏感になり、たまに軽い痙攣を起こすくらいにまでなっていた。
旦那の車の音が外から聞こえたときにも、キッチンで萌絵の部屋から抜け出してきていた弘樹のを愛おしさを込めて、丁寧に口で慰めている最中だった。
車の音が聞こえた昭子は少し慌てたが、それでも弘樹を慰めることを玄関から音がして、弘樹に止められるまで止めなかった。
リビングの扉を旦那が開く直前に、弘樹は昭子の耳元で、「今度旦那の前で恥ずかしいくらいめちゃくちゃに抱いてあげるね。」と囁いた。
昭子の顔や耳がさらに赤くなった。
「こんばんは。お邪魔してます。」
旦那に挨拶した弘樹は、昭子の方に顔を向けて、
「そういうことなんで。」と会釈しながら伝えた。
何も知らない旦那は、弘樹に対して悪い印象は持っておらず、普通に挨拶をして、弘樹と入れ違いにリビングに入ってきた。
先ほどまでと違い、お互いに気まずく、不機嫌な空気がリビングに流れた。
「えっ あいつ帰ってきたの?!」
弘樹からリビングの様子を聞いた萌絵が言った。
「やだな~ あいつがいると家の雰囲気が悪くなるんだよね。親は選べないって言ってもね~。」
机にオーバーにうつ伏せた萌絵の肩を叩いた弘樹。
「はぁ~ やだな~」と顔を上げて、勉強の続きを萌絵はした。
しばらくして、昭子が3人分のカレーを持って萌絵の部屋に入ってきた。
夕飯が勉強の休憩時間でたまに3人で食べることもあったが、この時は理由が明らかだった。
休憩が終わり、食器を片付ける名分で弘樹も昭子と一緒に部屋を出た。
廊下から直接キッチンへアクセスできる作りになっている家だから、キッチンに背を向けてリビングで野球中継を見ていた旦那には、
弘樹がそこにいる事に気づかれていなかった。
食器を置いた二人は、抱擁をし熱いキスを交わした。
「パンツ脱いで。」
弘樹の言葉にスカートに手を突っ込んで、躊躇なくその場でショーツを脱いだ昭子。
キッチン台に両手を付いて、突き出した尻が露になるようにスカートが捲られても、昭子は抵抗しない。
それどころか、「イッテも良いけど、声は我慢だよ。」と言葉に頷き、自らさらに腰を突き出して、弘樹の愛撫を求めた。
敏感な昭子の体からはすぐに内ももに垂れてくるくらい溢れ始めた。
「一人で気持ち良くなっていいの?」
昭子は弘樹の前にしゃがんで、弘樹のを露にすると、丁寧に口に含み始めた。
「旦那と俺のとどっちがおいしい?」
「弘くんの大きいおちんちん」
百点満点の回答が昭子から発せられる。
昭子は口で弘樹を慰めながらも、自らクリトリスを強弱を付けて慰めていた。
「スケベなおまんこに入れて欲しい?」
頷いた昭子は自ら、床に肘を付いて、尻を弘樹に突き出した。
言いつけ通り声は我慢していたが、昭子が何度かイッテいたのは明らかだった。
上半身は脱いではいなかったが、ブラのホックが外されて、形のいいバストが弘樹によって、強く揉まれているのが、
脱いでいなくても分かる。
昭子の体は汗ばみ、痙攣が始まっていた。
「な…中に…」
求めたのは昭子の方だったが、その意図に反して、弘樹は絶頂を迎える時には、
キッチン台に置いてあったグラスに手を伸ばし、そこに発射して、昭子には口で綺麗にはさせた。
それでも昭子はグラスが汚された事には気づかず、体を痙攣させたまま、弘樹が離れてもしゃがみ込んでいた。
自らが汚したグラスに冷蔵庫にあった牛乳を注いで、萌絵の部屋に戻った。
「お母さんに集中力がアップできる飲み物を作ってもらったよ。」
ちょうどいい量の牛乳を萌絵が一気に飲み終えるのを、弘樹は見届けた。
「なんだただの牛乳じゃん。」
笑いながら萌絵が言ったが、「ただの牛乳じゃないんだよな~」と弘樹も笑いながら答えた。
勉強も一段落して、宿題を伝えた後、少しの談笑の時間。
弘樹も半ば実験感覚だった。
「なぁ、萌絵さ~。ちょっと両腕を上に上げて。」
萌絵は両腕を言われた通りに上に上げた。
「くすぐるけど、我慢して、両腕は上に上げたままにしててね。」
「えっ? なにそれ?!」
箸が転がるだけで笑ってしまう年頃に萌絵は普通に笑いながら、
「いいよ。」と言った。
弘樹がくすぐり始めても、笑いながらも萌絵の両腕は上がったままだった。
始めは萌絵の脇腹をくすぐっていたのが、あからさまに胸の辺りや体がよじれると下半身にも弘樹の手が伸びた。
「先生、エッチ!」と小声で言うが、
「もっと触って欲しくなっちゃってるじゃん。」と言われると萌絵は否定しなかった。
「唇を尖らせて、キスもしたくなっちゃったみたいだね。」
萌絵の唇が突き出された。
「ファーストキス?」
頷いた萌絵のファーストキスを弘樹は遠慮なしに奪った。
『この辺にしとくか。』
内心そう思った弘樹は、
「俺を繋ぎとめるには勉強を頑張って、成績を上げるしかないよ。わかるね?」
紅潮した顔で頷いた萌絵に再びキスをした。
「こういうことをするたびに萌絵は俺の事が好きになっていくよ。」
「そ…そう思う…」
戸惑いを隠さないまま萌絵は返事をした。
萌絵の部屋を出る時に、萌絵の方から弘樹の腕をつかんで、激しいキスを求めた。
紅潮した顔で寂し気な表情を見せていた母娘に玄関で見送られ、帰りの道中。
「何もなくても飲ませるだけで良いんだ…」
自分の持っている力を改めて確認した。
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