ばあちゃんは亡くなった、勝手に話しかけてくるじいちゃんもいない なんだか急に家の中が静かになった気がする
元々は3人暮らしだった、俺と口うるさい母さんと言葉数は多くない親父
3人揃っての食事でも俺と母さんばかり喋ってた気がする、そんな置物のような親父の存在でもその場にないと随分静かに感じる
ばあちゃんはいなくなったし親父もいない それ以外は同じはずなのに、それ以上に静かに感じた
そんな時、一瞬よぎった邪な考えが頭から離れなくなる 増えた二人きりの時間、休日になると朝も昼も夜も家の中は俺と母さんだけ
家事にいそしむ母さんの姿、向かい合って食事をしている時の母さんの姿 風呂上がりのパジャマ姿
それらを眺めながらセックスしている時の母さんの姿や肌の感触を思い出すことが増えていった
「ただいまー」
「タカシ!遅くなるなら遅くなるって言って」
「なんか急にバイト入ってくれって・・・」
「ご飯は?」
「食べてきた」
「もお、あんたの分まで用意しちゃったじゃない」
「風呂入る・・・」
やばい・・・ 母さんを見ると心拍数が上がる・・・
じいちゃん戻ってきてくれないかな・・・
そんな身勝手な思いは届くはずがなく『母さん明日はパートが休みの日だよな・・・』など考えながらベッドに寝転がっていた
じいちゃんがいたら今夜は母さんと・・・
・・・なんか緊張してきた なんで・・・
つい先日、母さんの四十五歳の誕生日を祝った 1年前のその日、俺はじいちゃんに体を貸す事を拒んだ
じいちゃんとの日々を思い出せば母さんとのセックスも同時に思い出す
どうする?大丈夫か?バレないか?
なんか手が震えてきた・・・
起き上がり部屋を出た時、気が遠くなるほどの緊張を感じた
両親の寝室を目の前にしたときは胃の中の物を吐き出しそうなぐらいのプレッシャーを感じた
入ってしまうか自分の部屋に戻るか何度も何度も考えた
入ると決めた時からじいちゃんの口調を思いだして頭の中で練習する
その扉の前に立ってからどれぐらいの時間が経っただろうか 俺はドアノブを掴んだ
ベッドで母さんが眠っている、何度も何度も見た光景だ
「う・・ん・・ タカシ?」
『あっ・・・起きてしまった・・・』
「どうしたの?」
「か・・・カナさん、わしだ」
「えっ お義父さん!?」
余計な会話をすればボロが出る とりあえず、じいちゃんがやってた通りに掛布団を掴んだ
「お義父さん・・・どうして・・・」
掛布団を捲るとパジャマ姿の母さんが現れる、今まで見てきた光景と同じだ
ベッドに上がり母さんに覆いかぶさり、そのままキスをして母さんの口の中に舌を入れた じいちゃんがやってた事と同じだ
だけど全然違う、自分の意志で体を動かして母さんの口を貪る感覚は受け身だった時とは全然違う
じいちゃんと同じ動き同じ力加減でも感じ方が全然違う
動きが少ない母さんの舌を積極的に舐めまわした じいちゃんの時と一緒だ
気持ちが昂り時間の経過がよくわからない でも、もっと もっとだ じいちゃんのキスはもっと長かったと思う
母さんの体の反応もちゃんと感じ取れていた 力が抜けていく具合までも感じ取れている
されるがままになった母さんの首筋に唇を押し当てて舌を這いまわすと
鼻からは微かにシャンプーの香りが入ってきた
じいちゃんと同じように じいちゃんがやってた通りに
抵抗しなくなった母さんの体から衣服を取って枕元に置き、そして俺も裸になった
柔らかい乳房を掴んで揉んで、乳首に吸い付いて舐めまわすと
舌で撫でる乳首が硬くなってきて時折母さんの身体がピクッと反応する
次は内ももに愛撫を移し、舌を這わせながら恥毛の茂みに近づいていく
恥毛が顔に当たるとクリトリスを唇で覆い小さな突起物を舌で撫でまわした
膣の中に指を入れてみると中は愛液で濡れている
指を抜き母さんの脚を少し持ち上げて勃起したチンポを母さんの膣の中に挿入した
じいちゃんと同じように苦しそうな母さんの顔を見下ろし、そのまま腰を動かすと何度も見た光景が目の中に入ってくる
俺の記憶にあるものと同じような光景だけど、自分の意志で動かす腰の動きに合わせて愛液で滑る肉壁にチンポが擦られる感覚
思うままに気持ちいい感覚が伝わってくる 小さな声だけど俺のチンポが母さんに声を出させてている
「んっ・・・」
わかる、母さんが気持ち良くなっている
「んっ・・・ んっ」
まだイキそうにはなっていない わかる
母さんの膣の中が気持ちよくてもっと強く腰を動かしたいけど我慢した
「んっ んっ」
たぶんだけど、もうすぐ母さんはイク
「んっ んッ ん・・・」
母さんが静かに絶頂した 俺が母さんを絶頂に導いた でも・・・
何か膣のうねりが凄い やばい、気持ちいい
出る 出た・・・気持ちいい・・・
「え・・・ えっ!?お義父さん! 中に出したんですか!?」
『やばい どうしよう 妊娠とかしちゃったら・・・』
「ごめ・・・すまん 久しぶりで・・・」
「ピル飲んでますから・・・」
「そうか・・・」
『よかった・・・』
「一応避妊はしてますけど でも、タカシの体で私の中には出すのはやめてください」
「うむ・・・」
『ごめんなさい』
「約束してください」
「わかった」
『本当にごめんなさい』
なんか萎えた・・・
前にじいちゃんがフェラをお願いしてこんな感じになったことあったけど、よくこの状態から二回目を始められたな
じいちゃんスゲーな・・・
体が離れると母さんは裸のまま部屋を出て階段を下りる音が聞こえてきた
あれから30分ほど経ってると思われる、母さんはまだ戻ってこない
薄暗いベッドの上に一人取り残されて段々不安になってきたけど、ようやく階段を上がってくる音が聞こえてきた
部屋に入ってきた母さんは体にバスタオルを巻いている、どうやらシャワーを浴びていたようだ
こんなこと初めてだよな・・・
「お義父さん」
「な、なんじゃ?」
「もう中に出すのはやめてください お願いします」
「でもピル飲んでるなら・・・」
「それでもタカシの精液がお腹の中になんて、そんなのだめです その体は息子の体なんですよ 二度と中には出さないでください お願いします」
「わかった・・・」
念を押されてこの夜のセックスは一回だけで終わった
朝になれば「タカシ!起きなさい!」と、いつもの母さんが起こしに来てくれて
母さんのパートが休みの前の夜は寝室におじゃまして母さんを抱いた
そんな日々が続いたけど母さんを抱くことが何となく義務的に感じるようになってしまった俺がいる
じいちゃんの真似して母さんを抱いても母さんは大きな反応見せてくれず、静かな部屋でなければ聞き取れないような小さな声を出すだけ
気持ち良くなってもらおうと頑張ってるのに俺の独りよがりな気がしてきた
これもセックスに慣れてきたからなのだろうか 初めての時のドキドキ感が懐かしい
そうして少しづつ母さんが眠る部屋に行くことが減っていった
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