最初に紺野家にもこのお堂に行くのも俺は嫌になった。紫織さんのことを思い出すからだ。それでもしばらくすると俺は再び足を運ぶようになった。定期的にここには何度か通った。そしてこの像を見る度に紫織さんとの思い出に浸った。
俺は階段のない坂道を歩いていた。この先にお堂があるのだ。セミの鳴き声が響く中、俺はお堂に向かった。
お堂に着くと俺は近くにある離れに立ち寄った。小さな古民家でもある離れには冷蔵庫があり、そこから飲み物でも取り出そうと思っていた。俺は引き戸の玄関を開けて離れに入った。そして冷蔵庫がある部屋を目指した。
その時だった。
部屋に向かう最中、俺は紫織さんと出くわした。しかし、その時の紫織さんは・・・裸だった。
白いショーツ1枚を残して真っ白い裸身だけの紫織さん。夢にまで見た紫織さんの裸体だった。
ただでさえ驚いていた俺は彼女の裸に心を奪われた・・・・
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