同時に異形の者達もすべてではないが、もとは人間だった。異形の者と仮面の戦士の戦い、それは同じ力を持つ同族同士にして人間同士の悲しき戦いでもあった。
ある世界のある時代で始まった戦いを皮切りに、様々な別次元の世界、主に地球という星を舞台に異形の者と仮面の戦士の戦いは幾多も繰り広げられた。
それからどれほどの月日が流れたか不明だが、いつでもないいつか、どこでもないどこかで、善と悪、光と闇という言葉では言い表せない熾烈な戦いが新たに始まった。同時にあらゆる可能性と可能性が交差し、新たな神話が紡がれようとしていた。
聖書において作物を喰い尽くす災厄の生物の力を宿す『力』の仮面の戦士がいた。
同じく災厄の生物の力を宿す『技』の仮面の戦士がいた。
日本では勝ち虫、外国では龍とも言われる生物の力を宿した風の仮面の戦士がいた。
機械の右手を持つ復讐者から心強い仲間となった仮面の戦士がいた。
深海の仮面の戦士がいた。
魚と爬虫類のごとき野生の仮面の戦士がいた。
電気と角を持つ甲虫の力を宿した仮面の戦士がいた。
太陽神の名持つ甲虫の力を宿した仮面の女戦士がいた。
空の名を持つ仮面の戦士がいた。
宇宙空間において惑星を開発するために作られるも拳法を使って異形の者と戦った戦士がいた。
最高と未知数の名を持つ忍者のごとき仮面の戦士がいた。
黒い太陽、光の王子と呼ばれた仮面の戦士がいた。
飛蝗そのものの外骨格を持つ改造兵士の仮面の戦士がいた。
飛蝗と人工的な完全生物の力を持つ仮面の戦士がいた。
大地の精霊の力を宿し、巨人にもなれる仮面の戦士がいた。
これらの戦士は一部例外がいるが、日本という国の昭和という元号が続いた時代に生まれた戦士達だ。
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