「一郎くん、さっそくだけど禊の意味も込めてお風呂、一緒に入って」
再び顔は赤く、恥ずかしそうにそんな事を言う夜戸さん。
「マジですか」
俺も恥ずかしそうに確認した。
「うん。本気」
夜戸さんは、俺に顔と目を合わせて強く言ってきた。
俺達は銭湯の女湯に向かった。木のロッカーから四角い脱衣籠を取り出していた。
「先に脱ぐね」
「は、はい」
夜戸さんは青のブレザーのボタンを外した。器用に畳んで籠に置く。
次に蝶ネクタイ。それも籠に置く。
次にスカート。ジーッとファスナーを動かし、ホックを外す。それも籠に置く。
次にストッキング。左右ともに交互に脱ぐ。それも籠に置く。
ブラウスと下着姿、白い生足だけの夜戸さんの姿になる。
次にブラウス。プチプチと複数あるブラウスのボタンが上から順番に外していく。白いブラと白いショーツが露わになった。それも籠に置く。
ブラとショーツだけの夜戸さん。下着には独自の刺繍が施されている。
見とれているとカチッという音がした。ブラのホックを外したのだ。白いカップがその豊満な乳房から離れていく。
その瞬間、夜戸さんの豊かな胸はさらに大きくなった。ブラによって本来の大きさがごまかされていたのか。
乳房は白く、美しい釣鐘型。先には薄いピンク色の蕾がある。乳首だ。
それでも十分なのに脱衣はまだ続く。最後の1枚であるショーツの左右に夜戸さんは両手の親指をショーツの内側に入れた。
スルスルと下に向かうショーツ。そして夜戸さんは右足、左足の順にショーツを抜いた。
すべてが籠に置かれた。
一糸纏わぬ夜戸さんは俺と向き合う。
艶やかな黒髪、少女とは思えない美しい顔、白い豊満な胸、白く長い肢体、そして股間にある黒い草原・・・
黒い草原は小さな逆三角形を形作り、茂みの奥から割れ目が見えている。
本当にどこまでも美しかった。そして3年前のあの夜の出来事・・・
俺は複雑な思いを抱きつつも、夜戸さんの裸体に見とれていた。
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