戦極ドライバーの原料となるレアメタルの採掘。警察、自衛隊がオヌマに対抗するための軍資金に国家予算、税金は回された。おかげで政治家の贅沢三昧は多少なりと制限された。当然だ。国民に使える奴隷になれと宣言したのだから。
恐怖政治で国民は誰も彼もが有無を言わさずに教育方針の改正、死に物狂いであらゆる仕事につく事を強いられた。
おかげで特殊詐欺の被害者、引きこもりなどは減少した。恐怖政治では何も変えられないとフィクションではよく聞くが、それこそフィクションだ。
何もやらず、勘違いと間違った居心地の良さにどっぷり浸かったからこの国はオヌマの温床になったのだ。
もっと早くからこうしておけばよかった。何でもかんでも馬鹿みたいに受け入れるからクズがのさばる。
今までがどうかしていたのだ。誰もがそう思い、国民の大半はその思想に染まっていた。そして、それについていけない者は・・・
使えない者は多少の犠牲はやむを得ないとか何とか言われ、世間から悪とみなされた。
弱者などと言っていられない。少しでも国のやり方に文句を言おうものなら、非国民と言うの名の犯罪者として容赦ないレッテルを張られた。
使えない国民(ゴミ)はいらない。しかし、どこまでも残酷で冷徹な決断によって守られたものがあるのもまた事実であった。
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