もうひとつは・・・と言いたいが、厳密には13種類もあるロックシードの説明をしよう。
1番目はマツボックリ。黒影トルーパーの変身に使われる主なもので松ぼっくりのような鎧と長槍の影松を与える。戦士に向かない者も使える。
2番目はクルミ。胡桃のような鎧と胡桃と握り拳を模したクルミボンバーという手甲を装着させる。手甲はロボットのようなナックルグローブで高いパンチ力で打撃を与える他、防御にも使える。また巨大な見た目に反して装着者は身軽に動ける。
3番目はドングリ。ドングリのような鎧とドングリの意匠を持つ小型のハンマー・ドンカチを武器に与える。振り回す度にエネルギーをチャージし、ただ殴るだけでなく、必殺技を放つ際は衝撃波も発生させる。またこのアームズの素手での戦いも強力でそのパワーはクルミアームズのパンチ力をも凌ぐ。ただし、これはクルミボンバーによる必殺技を使用していない場合のみに限る。
4番目はメロン。メロンのような鎧とメロンディフェンダーというメロンの意匠を持つ大型の盾を与える。電磁シールドによる高い防御力を持つが、左右にはメロンの果肉を三日月状にした刃と尖った先端部が下部にある。必殺技を使用したエネルギー刃による攻撃はもちろん、巨大なブーメランとしても使える。
5番目はパイン。パイナップルを模した鎧とパインアイアンという鎖鉄球を与える。鎖鉄球と言っても頑丈なワイヤーで繋がっており、表皮の凹凸や葉の部分も強力な武器となり、相手にえぐいダメージを与える。またアームズ自体は相手の打撃の無効化、体当たりで敵を傷つける。
6番目はイチゴ。イチゴを模した鎧とイチゴクナイというクナイを与える。投げる武器としてはもちろん、相手に着弾した場合は爆発する。アームズは防御力が一番低い代わりにスピードと隠密行動に特化している。
7番目はオレンジ。オレンジを模した鎧と大橙丸という太刀を与える。蜜柑の果肉を模した刀身で敵を切り刻む。試練の勝者が基本形態と基本の武器にしていたのもこれだ。
8番目はバナナ。バナナを模した鎧とバナスピアーという太く巨大な槍を与える。皮が槌かれた白いバナナの果肉を模した刀身を持ち、刺突攻撃だけでなく大きさから防御にも使える。伸縮自在で試練の敗者が基本形態の基本装備として使用していた。
9番目はブドウ。ブドウを模した鎧とブドウ龍砲という銃を与える。ガトリングのような銃口に紫の巨峰を模した銃身を持ち、持ち手を変えればトンファーとしても使える。単発、連射の射撃はもちろん、必殺技を使用した際には紫の龍が出現する。
10番目はスイカ。これはさきほど述べたスイカアームズでこちらの武器はスイカ双刃刀という巨大な薙刀だ。
11番目はマンゴー。マンゴーを模した鎧とマンゴパニッシャーというメイスを与える。角切りした果肉を模した棍棒には規則的に並んだ大小の刃がついている他、上部には尖った先端があり、槍の穂先のようになっている。
12番目はドリアン。ドリアンを模した鎧とドリノコというノコギリ状の剣を二つ与える。ノコギリと無数のトゲを持ち、柄を合体させて薙刀にする事も可能など多彩な攻撃が可能。さらに必殺技で敵に投げつけ、無数のトゲを小型ミサイルにして発射する事も可能。当然、アームズ自体も防御どころか敵の迂闊な攻撃を許さない。スイカアームズを除けば全アームズの中で最も接近戦の攻撃力が高い。
13番目はキウイ。キウイを模した鎧とキウイ撃輪という中国の乾坤圏を模した武器を与える。キウイの断面を模しており、巨大な刃による接近戦はもちろん、ブーメランとしても使え、広い面積を持つ表面は盾としても機能する。
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