「もう超常現象としか言いようが無いわ。」
M子は、本社のエントランスホールで当たり前のように、社員が用意した食材(人間)を食べながら喋り始めた。秘書は、小人を踏み潰しながら聞いていた。モニターの大スクリーンには、役員会議の模様が流れている。この体では、1F以外いけるフロアーが無いからだ。
「私達が宇宙に脱出して、隕石のエネルギーを浴びてしまった。ワクチンを射っていたからその成分と化学変化を起こし、地球に戻れたとしか考えられない。」
秘書が、
「確か私達は太平洋の日本の植民地の島の海岸で発見された。でも帰還船は無かった。もしかして、ゴジラみたいに巨大化したから、成層圏でも大丈夫だったりして?まさかね。」
M子が、
「救出してくれた島民が大きな隕石が4個落ちたと、証言したから海を海上自衛隊が散策したけど何も無かったと幕僚長から報告が残っていたのよ。」
秘書は、小人を掴み上げ握りつぶすと、興奮気味に
「私の冗談が事実?本当はゴジラみたいに大きかったけど地球帰還の際エネルギーを使い縮んだ。そして段々と戻りつつある。あはははーあはははー。
総理、私社長と同じかも。子供の頃怪獣が街を破壊する場面が大好きだったの。」
秘書は、大爆笑しながら、小人を蹴飛ばしたり、引き裂いた。
M子は、
(彼女の予想は当たっている、しかし、ゴジラの大きさだと成層圏は通過出来ない。私達は想像が出来ない程の巨人だわ。私の食材全部潰されちゃうから、今は言うのを止めた。)
※元投稿はこちら >>