「そんな、こと…言わないでぇ」
涙を流しながら、恥ずかしさに顔を俯ける仕種がまた扇情的で。
あたしの征服欲を煽った。
「ふふ、ここ触ってあげる」
「あっ!いや、やめてぇ!」
果歩はいやいやをしながら声をあげる。
無謀だよ。
この部屋は魔法で防音ばっちりなんだから。
それに媚薬の魔法をかけてるんだから、このままだと辛いのは果歩なんだからね。
確信犯のくせにあたしは心の中で言い訳をしてみせた。
『ぐちゅぐちゅ』
と粘着質でいやらしい音が部屋に響く。
「は、ぁ!…あん、やぁ…ん!」
あたしの指の愛撫に果歩のあそこはすっかり溶けてしまった。
下には水溜りまで出来ている。
「もっとやらしい顔、見せて」
あたしはそこに唇をあてた。ぬるっとした感触が唇にダイレクトに
伝わって、あたしまであそこがじんとする。
『ジュル、ジュル』
口で愛液を吸ってやると、次々と溢れ出す。
「あ、あ、あ、あぁ」
下を這わせて、息を吹き込むようにして頭を振る。
「あ、やん、やん、やんっ」
何も知らない純真な果歩をイかせてみたくて、あたしは言葉でも攻めた。
「ほら、果歩っ!何されてるか見なよ!」
「あ、やだぁっ…しゃべっちゃ、やぁっ」
あたしがしゃべる振動も堪らないらしい。
「やらしい音聞こえるでしょ?」
『ブチュ、グチョ!グチュグチュ…』
「は、あっ!やだ、やだぁ、なんか、おかしっ…ぃ」
果歩は涙をぽろぽろ流しながら訴えている。
イクことがわからないみたい。
『ジュ、グチュ、グチュ!』
「あぁん!あ、あ、あ、あぁ!やぁぁん!」
……イった。
びくびくと大きな痙攣をして、果歩の身体はぐんにゃりと力なく項垂れた。
『ジュ、ジュ―』
あたしは果歩の出した愛液を吸い取った。
そして肩で息をしている果歩にまたキスをして、今度は自分に魔法をかけた。
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