駅に近づいて行くと、黒い服着た28歳位の赤い眼鏡の似合う女性が立っている。
(黒い胸元の開いた、スカートの長いワンピース、ん?ダブルスリットが上の方まである。黒いスカートのダブルスリットから覗く白い脚が破壊的に色っぽい。これぞグラマー美女。頂いちゃいましょう。)
呪文を唱えた。ビユ~っと湿り気を帯びた突風が絡み突く様にスカートを二つに分け捲れ上げていく。スリットスカートがヒラヒラ風に靡き舞い上がっていく。
(色っぽい絶景だ!)
白いサンダルから赤いマニキュアを塗った足、引き締まった足首、その白い脚線美が黒のスカートから露出し艶光を放っている。
(黒いスカートに白い太腿のコントラストが大人のエロス感を漂わせてるな。)
スリットから純白のサテン柄のパンティがチラリと見えた。
「イヤ~。」
恥ずかしそうにスカートを抑えた。スリットスカートが風と戯れるようにヒラヒラ靡き、太腿がチラチラチラ見え隠れした。周りにいた男達は、見てはいけないと思っても好奇心と本能に負けチラチラ盗み見している。
(スリットから見える純白パンティ、これぞチラリズムだ!)
目撃した男達にパンティチラリズムのあらたな歴史が加わった。
歩いていると
(オ、へそだしTシャツに白のフレアミニ。これは、イケる。)
前からロングヘアーに帽子を被ったへそだしルックの女性が歩いて来た。
(25歳くらいかな。絵に書いたような小麦色の肌のファッショナブルセクシー美人だ。)
じっくりと頭の天辺から足元まで痴視した。
(あの薄いフレアミニなら間違いなく捲れる。ヨシヨシ、近づいて来た。)
額の真ん中に意識を集中し、呪文を唱えた。小悪魔の様な風がフレアミニの中に入りイタズラするようにフワッ~っと持ち上げた。その時左から自転車、ハゲ頭が視界に入ってきた。
スカートがジャストミートする様に捲り上がる。
スケベジジイの目に若くてピチピチギャルのスカートが捲れる光景が目に飛び込んで、全ての思考を停止させた。
(ちぃちゃな純白に黒の水玉模様、エロ可愛パンティ!)
純白に黒の縁取り、真ん中の小さなリボンがエロ可愛い。
自転車の男は、明らかに悩殺されていた。
(あっ、危ない!)
スケベジジイの目の前に聳え立つ電柱!気付いた時には、手遅れだった。
「ガシャーン」
自転車のハゲ頭が電柱にとぶつかりバタンと倒れた。
(あの、ハゲ頭は、近所で評判のスケベジジイ!電柱にぶつかったけど大丈夫なのか?)
見てみると極楽浄土に行ったみたいなニヤけた表情で鼻血を垂らしてひっくり返っていた。
(電柱にぶつかってもあの顔、筋金入りのスケベジジイだ。!)
思わず感心してしまった。女性は気まずそうに振り返らないでその場を立ち去った。
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