僕が小学校の卒業式を迎える朝。
起きたら、僕以外には祖父母しかいないはずなのに、他に聞いたことのある声が聞こえた。
僕の母親だった。
どんな顔をして会ったら良いのか分からずに、自分の部屋からしばらく出ることが出来なかった。
嬉しさもあったし、怒りもあったし、悔しさもあったし、色んなものが一瞬のうちに出てきた。
部屋から出ると、母親が祖父から叱責されている声が聞こえて、それに対して、母親がひたすら謝っている声も合わせて聞こえて、かばいたい気持ちと蔑む気持ちとまた複雑になった。
結局、どんな表情をして会ったかは覚えていないけど、母親が僕を抱きしめて、泣きながら、ひたすら謝り続けていた。
僕はただその場に立っていた。
祖父母は母親を責めるのを止めていたが、僕の卒業式に出席することはさせなかった。
それが唯一の罰だった。
そして、その晩、僕は母親と3年ぶりに一緒に寝た。
体を触ることはしなかった。
母親は3日ほどいてから、身辺整理をしてから、また帰ってくると言い、祖父母の家から出ていった。
3日経っても帰ってこず、内心期待を裏切られたことに、母親への怒りの気持ちが表に出てきた。
中学への進学準備は、結局祖父母がしてくれた。
それでも母親にはまだ期待をどこかでしていて、中学の入学式の時に帰ってくると思っていた。
結局母親は帰ってこないまま、中学に進学した。
祖父母が不憫に思ってくれているのが、明らかに分かった。
迷惑はかけたくなかったが、中学に入ると、僕はあまり素行が良くない先輩たちとつるむようになった。
母親代わりに屈折した形だったけど、甘えを受け止めてくれた同級生の母親も、同級生が都会の中学に進学したことで、
引っ越していなくなった。
やや暗さが表立っていた僕は始めは中学の先輩に絡まれていた。
ある時、コンビニで万引きをさせられた時に捕まってしまった。
僕を捕まえた店長さんが、すぐに事情を把握すると、他の店員さんを使って、コンビニの前でたむろしていた、先輩たちを裏に連れてきた。
中には逃げた先輩もいたが、店長さんが構わず説教を続けた。
めんどくさそうに聞いていた先輩たちだったが、警察に通報されるという段になって、女の先輩は強がりながらも涙目になっていた。
その先輩の内の一人が僕の前でしゃがみ始めて、僕は慰める意味で背中を擦ってみた。
「とりあえず謝った方が良いですよ。」と僕が言うと、その先輩は素直に謝り、それを機に他の先輩たちも謝り始めた。
その時は、下心がなかったのもあって、自分の力の事を僕は忘れていた。
思い出したのは、帰り道だった。
背中を擦った先輩と帰る方向が一緒だったため、一緒に帰っていた時に、先輩が僕が背中を擦っていた時に素直に謝れたことの不思議さに、
疑問を持って、僕の手を自分から持って、まじまじと見てきた時だった。
夕方だったが、林の脇の田舎道で、たまに軽トラが通るが、歩いている人はいなかった。
そこに二人して立ち止まっていた。
先輩と言ったって、一つ上の中学2年生だった。
内心『しめた』と思った僕は、遠慮なくもう一方の手を先輩の着ていたジャージの上から胸の辺りを触った。
「それはきっと、先輩が僕の事を好きだからですよ。」
先輩の僕の手を握る力が強くなり、頬が赤くなってきた。
「そんなこと…」と言った時に、「だって、ほら、こんなことされても嫌じゃないでしょ?」とジャージの上の手をさらに押し当て、動かしてみた。
「うん…」と頷く先輩にいつもの威勢のよさはなかった。
ジャージのチャックを自分で下ろさせてから、恥ずかしがった先輩と一緒に林の中に入った。
適当な場所を見つけると、先輩のTシャツとブラを捲りあげて、小ぶりな胸の乳首を転がしながら、キスをした。
「先輩、僕の事、好きですよね?」と聞いてみると、頷きながら、「好き」と小声で言った。
そこから何度も洗脳するように先輩に言わせてみた。
辺りは日が差し込まず暗くなってくる中で、先輩はほぼ全裸になり、落ち葉の上に四つん這いになっていた。
熟女を相手にしていたこともあり、先輩の反応は面白みが欠けていた。
僕は先輩の反応に飽きて、そこまでして帰ることにした。
先輩は帰り道、自分から手をつないできた。
そして、僕の家の前まで付いてくると、キスをして別れた。
数時間前とは立場が逆転していた。
翌日の学校で、帰ろうとすると、他の先輩が絡んできて、連れていかれた場所に前日の女の先輩と逃げた先輩たちもいた。
万引きを失敗したことを先輩たちの前で僕に謝らせるための集まりだった。
僕は謝らなかったから、胸倉を男の先輩に捕まれた。
だけど、殴られることはなかった。掴まれるたびに、「僕よりも逃げた先輩の方が謝るべきでしょ。」と小声で伝えた。
何度も言っていたら、僕への矛先が逃げた先輩に向かった。
その間に、僕は帰ろうとしたら、女の先輩が後ろから付いてきた。
他の先輩たちの姿が見えなくなると、手をつないできた。
その先輩に「僕の事、好き?」と聞けば、当然のように「好き」と帰ってきた。
帰り道の林の中で着崩した先輩の制服を脱がした。
靴下だけの格好になった先輩はどことなくHだった。
男性器をまともに見たことがなかった先輩に観察がてら口でさせてみた。
だけど、やっぱり不満が残ってしまった。
先輩は僕を満足させられないことに泣いたりもした。
僕にしか見せない顔で、それが見れただけでも、なんだか満足した。
そんな先輩のパンツを僕はズボンのポケットにしまい、先輩は僕の家までノーパンで付いてきた。
僕の家の前で、自分でスカートを持ち上げさせて、その場でパンツを穿かせて、キスをして別れた。
「今度は、(僕)を満足させてあげられるように頑張るね。」
いつもの素行の悪い威勢のよさは全く消えていた。
万引きの件があって、素行の悪い人たちは2つのグループに分かれた。
その時に捕まった人と逃げた人だ。
逃げた人たちからは僕は嫌われていたが、それは無視される嫌われ方だったから、絡みもなく楽になった。
その代わりと言うか、捕まった人たちからは、それまでとは別の意味で可愛がられるようになっていた。
そこには女の先輩の効果もあったと思う。
さらに決定的な事が起きた。
先輩たちの一人の家に遊びに行ったときに、先輩が少し買い物に出かけると言って、一人で留守番をさせられた。
そこに先に帰ってきたのは、レディースをしていた先輩の姉だった。
部屋に一度顔を見せて、僕は正直ビビっていたが、弟である先輩がいないことを知ると、
「寝るから、〇時に起こしてって言っといて。」とぶっきらぼうに言われた。
化粧は濃いが、それなりに顔立ちが整っている姉が寝る宣言をしたら、興味と好奇心が湧いた。
先輩が帰ってくるまで、まだ時間はあった。
善は急げとばかりに、姉の部屋になるべく物音を立てずに入った。
無防備に、Tシャツにパンツだけの姿で大の字で寝ている姉。
時間がないから、手っ取り早くTシャツの中に手を突っ込んで、胸をわしづかみしながら、指で乳首を転がした。
姉はもちろん起きたが、抵抗どころか、声すら上げない。
「SEXしたいんですけど。」と遠慮がちに言うと、「良いよ。早く寝たいから、さっさとやろうぜ。」と姉は自分でTシャツとパンツを脱いで、
全裸になって、俺にキスをしてきた。
「お前、中坊のくせに、キス上手いな。」と感心されながらも、姉への愛撫も続けた。
「やばいな…お前、経験してるのか?」とか聞かれながらも、姉は吐息交じりで、ちゃんと立たせるところも立たせ、濡らすところはしっかりと濡れてきていた。
そこに指を沈めていくと、姉の腰が砕けた。
「ゴムがないから、外で出せよ。」と言いながら、自分で大きく足を開いて、俺のを求めてきた。
僕が沈めてしまうと、姉からヤンキーの要素がかなり弱まり、女としての素直な声を上げつつ、
「お前、うまいな」と何度も言われた。
さっさと終わらせろと言った割に、自分から上になったりと、姉も素直になった。
素直になった姉と正常位で楽しんで、腹から胸に掛けて、僕のを放出し、姉に咥えてもらった。
僕が服を直し、姉に付いた僕のをティッシュで拭いて、姉の部屋から出ると、ほぼ同時に先輩が帰ってきて、
本気でドキドキした。
それからたまに先輩の家に「姉ちゃんが呼んでるから。」
たまに無理やり連れてこられたりするようにもなった。
お互いに性欲を発散しているだけだったが、中学の先輩たちからすれば、レディースに可愛がられている後輩として、
いつしかビビられる存在になっていた。
ヤキモチを焼いた中学の女の先輩の処女を奪ったのは、しばらく経った頃だった。
僕の意識として別に付き合っているわけでもなかったから、処女を奪ってからは、学校でもしたりするようにもなった。
中学2年のGWに母親が帰ってきた。
一気に老け込んだ感じがした。触る気すら起きなかった。
それが当たり前なのだが…
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