「ハアハア、ここまで来れば大丈夫かな?」
息を切らせながら、辺りを見回しましたが特に変わった様子はないよう。
「でもあれ、絶対おかしい、スカートが捲れるだけならまだしも、ブラウスのボタンまで外されるなんて。幽霊、それとも透明人間?」
考えましたが、確かに何か得体の知れない物がいると言うこと、しかもそれが私を付け回しているかもしれない事、
「でも どうして私なの、、?私たいして美人でもないし女子力だって高くないし、、。」
自分で言うのもなんだけど、私、決してモテる方ではない、その時、、
ガサガサ ガサガサ
「えっ?」
草陰から音がした。
「なんだろう?」
息を殺して様子を伺った。
「ガサガサ」
何かが近づいてくる!
心臓がドキドキする。
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