部屋には仲居さんが用意したのか、徳利が二本とお猪口が2つ、後高そうなおつまみが卓袱台に奇麗に用意されていた。二人は男前と涼子は、寄り添うように座る。(俺も隣に座ろう。)俊一も涼子の、隣に座った。男は、徳利を持つと涼子にお酌した。涼子も白いスベスベした両手に品良く徳利を持つと、ゆっくりと男の持ったお猪口に、日本酒を注ぐ。お猪口に注がれた日本酒が、キラキラ輝いている。
「弘さん今日は、ありがとう。乾杯。」
カチッとお猪口を合わせると二人ともキューと一気に飲み干した。
(なんて、奇麗な、飲みっぷりなんだろう。)
弘に寄り添うように、女座りして日本酒を飲む涼子に思わず、見とれてしまう。
「もう一杯!」と弘が勧めると
「はい。」可愛らしい声で答えて、また日本酒を飲む。そうして、二人は、何杯か飲んで、いい酒なのか、程良く、酔いが回ってきた。涼子の白いホッペが、色っぽく、紅く染まっている。弘は、涼子のウエストに手を回している。すると涼子がピクリと反応した。
「アンッ、ほら、くすぐったいよ~。」弘の手がスーと太股に移動し浴衣の裾を捲った。細くて白い乳白色の白い太股が露出した。
(盛り上がってきたな。よしよし、)俊一は、涼子の浴衣をさり気なく、乱した。
(純白かぁー。)乱れた浴衣の奥に純白の下着がチラリと見える。弘は、涼子の後ろから抱きつき、両手で浴衣の上から胸を揉み始めた。
「ハアハア。イヤン。」トロンした表情で恥ずかしそうに友加里がいった。
「いいだろ。」弘は、涼子をぎゅっと抱きしめると、耳元で囁いた。
(よしよし、どさくさに紛れて、…。)
浴衣の両端をゆっくりと捲った。
(オオオッ、透け透けの純白パンティ~。)クロッチ部分以外は、薄くてツルツル素材の小さめの、下着が露出した。俊一は、涼子の太股を摩り始めた。
(なんて、いい触り心地なんだろう。生暖かくて、スベスベだ。癖になりそう。)最高の感触が手のひらいっぱいに広がる。
「アッンンッ、イヤッン~。」堪らそうに、甲高い、吐息が部家に響いた。
「ん、?気持ちいいの?ん?」弘は、浴衣の上から中に手を入れて胸を直に揉み始めた。
「ンンッ、なんか、変…。」涼子は、少し不思議そうな表情を浮かべたが、弘の手に、火照り始めた体を預けている。
(気持ちよくなって、判断力が溶け始めたな、。)
俊一は、内太股をサワサワと触り始めたな、。
「アンッ、ンンッ、ハアッ~ンン」
と悩ましい喘ぎ声が漏れ始める。涼子は、気持ち良さの余り、完全に脱力し力が入らないといった風である。
(涼子さんて、感度最高)
俊一は、内太股からV字部分に手を移動し焦らすように指先で擽り始めた。
涼子の唇が半開きになり、舌先がチラリと見え甘く切なそうな喘ぎ声が漏れ始めた。とその時弘の携帯電話が、二人の行為に水を差すように鳴り響いた。涼子は不満そうな表情を浮かべ弘の太股をねだるように、摩っている。
「もしもし、子供が熱を出した?・・・今、寝込んでる?…。」
話しを断片的に拾ってみると子供が熱を出したから、帰ってこれないか?と言うことらしい。、
「涼子、ごめん。下の子が熱を出して寝込んだみたいなんだ。これから、どうしても家に帰らなければ、いけなくなった。本当にごめん。この埋め合わせは、絶対するから。本当にごめん。」弘は、両手を合わせて謝っている。
「もう、またなの?」不満そうに涼子は、言い捨てた。(過去にも同じ事があったみたいだ。)俊一は、二人のやりとりを、聞きながらそう思った。
弘は、子供の事を聞いて酔いが覚めたのか、浴衣を脱ぎ服を着替え始めている。涼子は、不満そうな、複雑な表情を浮かただボンヤリと眺めている。着替え終わると弘は、
「本当にごめんな。この埋め合わせは、必ずするから、ほんとにご免。」弘は、両手を合わせて祈るように謝ると急いで旅館を後にした。一人残された涼子は、部家にもの悲しげな表情を浮かべポツンと座っている。
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