次の日の朝、俊一はチェックアウトしようと荷物を纏めて旅館のロビーに行った。すると女の子立たちが女将さんを囲んで何やら話している。
「どうしたんだろう。」と聞き耳を立てた。
「女将さん、きのう、いきなり、誰もいないのに浴衣が捲られたり、ゆかたの帯が解かれたりしたんです。」
「私たちは、お尻撫でられたんです。この旅館、幽霊でもいるんですか、そんな話聞いたことないですか。?。」若い女の子たちが不安げに聞いている。修一はニヤリと勝ち誇ったように笑った。
「それは、座敷童子の仕業ね。」女将さんは、事も無げに答えた。
「ええ~。?そんなのほんとにいるの~。?」女の子たちたちが、疑わしそうに聞いた。
「昔から、この旅館に住みついてるって伝説があるの。前に来たお客様がやはり浴衣捲られてお尻撫で回された。って言ってもきたことあったの。でも座敷童子って幸運をもたらすって伝説があるから…。」女将さんは、一呼吸置いて言った。
「その座敷童子にイタズラされたお客さん、25歳くらいの人だったけど、2週間位してお医者さんと付き合って半年後に結婚したそうよ。」
「ええ~本当ですか~。?」女の子たちが目を輝かせながら聞いた。
「この間来た女の人も座敷童子にイタズラされって言ってたけど、二週間くらいしたら、ずっと片思いの男性に、いきなり告白されて、最近プロポーズされたって、手紙に書いてきてたわよ。座敷童子って幸福をもたらすって言うじゃない。ま、信じる、信じないは貴方達のココロ次第だけど。」女将さんは、自分の胸を指しながら言った。
〈この女将さん、俺のイタズラを逆手に取って、旅館をアピールするとは、中々のやり手だな。〉俊一は、関心したように、呟いた。と、その時、木々をザワザワ云わせながら山の方から生暖かな風がブワッ~と吹いてきたかと思うと、イタズラな春一番のように女の子のスカートに絡みつき、天高く捲れ上げた。
〈オオッ、純白に、ピンクに赤い水玉、花柄、ラッキーパンちら、。〉思いがけない、光景に俊一は、悩殺された。
「イヤ~ンン、」「キャ~。」女の子立ちは、黄色い声を出し必死にスカートを抑えた。風は、女の子達のスカートをタップリ弄ぶように捲りまくると、緩やかに止まった。、、。、
「あら、天狗様の風ね。」女将さんは、山の方を見ながら言った。
「天狗様の風?」女の子達が興味深げに聞き返す。
「何でも、山から吹きおろしてくる風が温泉に温められて、今みたいな突風になるの。それを昔からこの辺りじゃ、天狗様の風って呼ぶのよ。まあ、春を告げる風ね。」女将さんは、どことなく嬉しそうに言った。
続けて「天狗様の風に吹かれると、この辺では、吹く(福)が着くって言って縁起の良いことだと言われてるわ。」と説明した。
「今時、天狗なんて、いるんですか~?」ピンクのパンティ付けてた子がイタズラっぽく女将さんに聞いた。
「あら、あなた達、天狗様にバッチリ見られたわよ。天狗様いるじるゃない、」
「どこに天狗いるんですか~。」女の子達は、辺りを見回した。
「そこよ。」女将さんは、俊一の股間を目指した。
女の子達の視線が、天狗の鼻のようにテントを張ったジーンズのモッコリに集中した。
〈やばい。〉悩殺されて、ニヤケていた俊一は、恥ずかしさのあまり咄嗟に女の子達に背を向けた。女将さんは、ゆっくり俊一に近づくと、
「あら、立派な天狗様ね。」とイタズラっぽい笑みを浮かべながら、見詰めている。と手を伸ばしてアソコをサワサワと触った。。
「女将さん、な、何を?!」
「天狗様の鼻を握ると幸福がつかめると言うのよ。あなた達も触らしてもらったら?」女将さんは、女の子達に言った。
「本当ですか~。」女の子達が俊一を取り囲み、ジ~ンズのモッコリを見詰めている。ふと女の子達の顔をみるとみんなニヤニヤしながら、俊一を取り囲んでいる。
〈この子達の表情、ヤバイ…。〉どこか獲物でもみてるようにニヤニヤしている。彼女達の白い手が何本か伸びてきて、股間をサワサワ触り始めた。
「ヤン、コチコチ、。」「生暖かい。」可愛い声が呼び水となって他の女の子達も手を伸ばしてきた。
「アッ、、くすぐったい。コラ。やめっ…て」俊一は、情けない声を出してしまった。
「あら、やめて欲しいの?こんな、可愛い子ちゃん達のパンチラ見せてもらって、もみくちゃにされて、。こんな事一生に一度かもよ。いいの、やめて?」女将さんは、イタズラっぽく、俊一に言った。女の子達のの視線が俊一の顔一点に集中した。
「そ、それは・・・その~。」俊一は、答えに詰まった。女の子達の視線が更にきつくなる。
「言いなさい。いいのよ。ホントにやめても。」女将さんは焦らすように言い放った。
「もう、・・好きにして。」思わず羞恥をすて本音がボロリ。女の子達は、それを聞いた途端、ニヤ~とスケベな笑みを浮かべて、一斉に触り始めた。二十本近くの白くて奇麗な腕と百本近くの細くて、柔らかい指が俊一の体中を撫で回し、絡みつく。女の子達は痴女になったように触り揉み擽りまくる。、
「き、気持ちいい~。」女の子達の甘い香りと、ムンムンとした女の熱気に包まれ全身モミクチャにされ、甘い快楽が潮のように押し寄せてくる。
「腰が引けてるわよ、しっかり腰を入れなさい。男でしょう!」女将さんはがイジワルく言う。
「そ、そんな・・・」気持ち良すぎて、体を力が入らない。一瞬壁から女の子が顔を出しこちらを覗いている。
〈あの子、昨日廊下にいた…。もしかして座敷童子??〉
俊一の、今にも溶け出しそうな脳裏にふとそんな考えが浮かんだ。女の子がニヤリと笑うと、強烈な快楽が股間を襲った。ふと見ると奇麗な黒髪の女性が股間を触ったいる。
〈涼子ちゃん、!〉涼子がニヤニヤしながら股間を触っていた。、、。痺れるような悦楽が体に奔り
「・もう、ダメだ、アッ、ンンン、ウッー」体をピクピクさせながら、射精した。
「あら、天狗様が昇天したみたいよ。」女将さんが言った。
「あなた、天狗様を昇天させたから、きっと、いいこと、あるかもよ。」女将さんは、そう言って涼子にウインクした、。
「本当ですか?。信じちゃお。」涼子は、嬉しそうに答えた。
〈涼子ちゃん、何か、吹っ切れたのかな。〉晴れぱれした、涼子の表情をみてボーとする意識の中で俊一はふと思った。空は青く澄み渡り、頭の上には、射精した、様な雲が浮かんでいた。
終わり。
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