(虎穴に入らば虎児を得ず、ここは何としても、前進あるのみ。しかし猫の爪と牙を見ると。)
どうしても足が竦んでしまう。無防備なバスタオル一枚の極上美女の前に立ちはだかる虎のようにプチは、余裕の笑みを浮かべ俊一を睨みつけていた。壁に掛けられた丸い時計の秒針が音も無く、時の流れを告げていく。
(時間が無い、チャンスは、一度きり、勝負だーー。距離は約一メートル三十センチメートル。ソレ)
俊一は、おもきり飛び出し夏美のパスタオルに手を伸ばした。真正面から飛び出した俊一に対してプチは、正面衝突を避けるように俊一の左に躱す。俊一の指先は、バスタオルの端に僅かに触れバスタオルがハラリと落ちた。、
(やったー)
と同時にプチは、俊一の左側から右手を挙げて飛びかかり左のお尻を3本の爪で引っ掻く。ハラリと落ちるバスタオルから夏美の眩しいくらいの背中が露わになり椅子に落ちたバスタオルは、ギリギリお尻の谷間を隠していた。しかも豊かな胸に引っ掛かかって、胸を隠している。
(イダーーーー。)俊一のお尻の激痛が走り思わず声がでそうになるのを気力で飲み込みどうにか声がでるのを抑えた。タイムオーバー、退散するしかなかった。
(チキショーチキショー。)
すかさずドアから抜け出して這う這うの体で自分の部屋の転がり込んでドアの前に座り込んだ。するとスゥーと間一髪で透明秘薬の効き目が切れた。
(間に合った、フゥー。後少しだったのに。あの猫ッ。もう、ムラムラしてガマンできない。)
悔しさと、部屋に戻ってホッとしたのと同時にアソコからギンギンムンムンムラムラムズムズして、自然に右手が伸びてしまう。 アソコをしごき始めると甘みな快楽と共に先程の光景が脳裏いっぱいに蘇ってきた。部屋干しされた高級感漂う黒のお揃いのブラとショーツ 悩殺的な夏美の甘い香とバスタオル姿。バスタオルがとれたときの見えそうで見えない後ろ姿、自然とアソコをしごく手がはやく、小刻みになり思わず力が入る。痺れるような甘みな快感にハアハアと息が切れ脳味噌が蕩けそうになった瞬間、いきなりドアがバタンと開いた。
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