夏美は、プチをヒョイと持ち上げると左肩に乗せた。
(コイツ雄猫のくせに、同じ男のアソコを狙うとは、許せん、)夏美の肩に乗せられたプチは、夏美のうなじをペロペロと舐めた。夏美の肩がピンクと反応する
。
「アンッ、擽ったいよ」思わず色っぽい声が漏れ
夏美は、プチの頭を優しく撫でた。
「ニャ~ン」甘えるような声で鳴き勝ち誇ったような顔で俊一を見てる。
(うなじを舐めるなんて、うっ、うらやましすぎる。夏美さんて、あんな声だすのか~。俺もあんな声出させてやる!猫が肩に乗ってるうちに、まずは、バスタオルを脱がして…。)猫を肩にのしたまま、鏡台の椅子に座った夏美にゆっくりと近づこうとした。するとプチは、ストンと夏美の肩から降りると、夏美のすぐ後ろにお座りし、俊一を睨みつけている。
(コイツ俺の事を見張っているのか?試しに左に、動いてみるか)
。猫もそれに合わせて顔を左に向ける。(元の位置に戻ってみるか)
するとプチも目で追ってくる。
(クソ~。完全に見えてるな。)
でも見えてるなら、
(よしよし、いい子だから邪魔しないでね、お前も男なら俺の気持ちもわかるだろう。お前もみたいだろ。夏美さんの裸。よしよし動くなよ。)
とテレパシー?を送りつつ夏美に近づこうとした。
(そう、いい子だね~。動かないでね。~。)と猫なで声でテレパシー?を送りつ左寄りに夏美に近づこうとする。プチは、テレパシーなど、効かないという風に後ろ足で耳を槌いた。
(いい子だから動くなよ~。)俊一は左手でアソコを防御しつつ夏美のバスタオルに手をゆっくり伸ばした。バスタオル指が届きそうになった途端、プチが招き猫のように右手を挙げた。俊一の動きがピタリと止まる。
(頼む、後少しでいいから動かないでくれ。)
神にも祈る気持ちで、バスタオルに指を掛けようとしたその時ピンクとプチが反応した。
(コイツ猫のクセに余裕の表情を浮かべて憎たらしい
何か良い方法ないか。そうだ!)ゆっくり鏡台からはなれるとドアを音も無く開け部屋から出た。
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