みんなのいる、授業中の教室で、私は本気で感じ始めていました。
『毎晩、おまえのオナニーをみた。感じる場所は研究済みだよ』
彼からのメールはたぶん本当です。否定できないくらい、的確な責めです。
顔を上げていられなくなり、私は寝た振りをして、机に伏せました。周りから見えないように、自分の腕を噛み、あえぎを漏らさないようにたえつづけます。
やめて…そう思うのですが、声に出せません。
けど、今やめられたら、頭がおかしくなりそうなほど、気持ちいい。
彼の責めと、たくさんの友達に囲まれた中で、快感に体がふるえそうになってる異常な状況。
パンツの上からだけなのに、私、いっちゃいそう…
偶然か、計画通りなのか、その瞬間、チャイムが鳴り、責めは終わりました。
「続きは放課後に」
その声がチャイムに重なって聞こえました。
「ほら、授業終わったよ」
友達に揺らされ、寝ぼけた振りをします。
足を閉じると、熱くなった股間が、ぐちゃっと音をたてました。
放課後まであと1時間。
それまでこのほてった体を押さえ続けなきゃならない…
透明人間の彼に期待している自分に気づきました。
おわり。
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