麻衣が待ち合わせ場所にやってきた。
家族には知られないように時間をずらして家を出た。
モスグリーンのワンピースが肌の白い麻衣の美貌を際立たせる。
スタイルもバツグンだ。
短めのワンピースから覗く太ももが細過ぎないのもいい。
胸元はさほど目立たないが女性らしい丸みがある。
建春は思わず見惚れてしまった。
「どうしたの、、、建春くん、ヘンかな?」
「ううん、凄く似合ってる、、、なんか、メッチャ綺麗な女子大生って感じだよ、、、」
「フフッ、ありがとう、、、建春くんも素敵だよ、、、」
髪をかきあげる仕草に色気を感じる。
二人はカフェに入った。
「ねえ、このあと映画を見にいかない?しばらく行ってないし、実は見たい映画があるの、、、」
「うん、俺は構わないけど、、、なんだか本当のデートみたいだね、、、」
「フフッ、本当にそうね、、、」
二人は映画館に向かった。
「ねえ、、わたしたち、どんな関係に見えるかな?」
「もちろん恋人同志に見えると思うけど、、、」
「そうかな?」
「凄くキレイで雰囲気のある女子大生とちょっと年下の大学生のカップル、そんな感じかな、、、」
「それいい、、、なんだか凄く嬉しい、、、」
こんなに可愛い表情を浮かべる麻衣を初めて見る。
本当に麻衣が彼女だったら、、、
その映画は今話題になっているラブストーリーだった。
麻衣がわたしが誘ったんだからとチケットを買いに行った。
「ねえ、ペアシートにしたんだけど、よかったかな?」
「うん、話には聞いたことはあるけど、どんな感じなのか興味あったからいいんじゃない、、、」
「わたしもそう、、、」
行ってみるとやはり周りはカップルだらけだった。
席の間には距離があり二人だけの空間という感じだった。
それぞれが席に着き早くもイチャイチャしてる。
「わたしたちも座ろうよ、、、」
席に着くとすぐに暗くなった。
映画は幸せな結婚生活を送る三十路の人妻がふとしたことで大学生と知り合い、いつしか心惹かれ合っていくという有りがちなストーリーだった。
互いに想いを寄せながら相手を思うがゆえに打ち明けられない。
彼女の立場を思い遣り身を引く決心をした学生。
しかし家庭を守ることが愛情と錯覚していたことに気づいた人妻。
すれ違ってしまった二人の心が重なり合う。
「周り、すごいね、、、」
麻衣が耳元で囁いてくる。
当たりを見渡すと他のペアシートでは皆が肩を寄せ合ってる。
中には熱い口づけを交わすカップルも、、、
「わたしたちはダメだよ、、、」
そう言ってスクリーンに目を戻す。
建春はそんな麻衣の手を握った。
「ダメよ、、、言ったでしょう、、、」
やんわりと拒絶され手が離される。
スクリーンでは学生と人妻が初めて手を繋ぎ心を通わせるシーン。
建春は再び麻衣の手を握る。
ピクリとしたが麻衣は今度は何も言わずに手を預けてきた。
そしてついに二人が結ばれるシーン。
今度は麻衣が建春の肩に頭を預けてきた。
建春はしっかりとそれを抱き寄せた。
激しい口づけのシーン。
そして何もかもかなぐり捨てて求め合う濃厚なベッドシーン、、、
周りのカップルも負けじと熱いキスを交わしている。
中にはそれ以上のことも、、、
麻衣もそれに気づいている。
その証拠に麻衣は潤んだ瞳で見上げるように建春を見つめていた。
まるで求めるかのように唇が薄っすらと開いている。
「義姉さん、、、好きだよ、、、」
耳元で囁く。
「わたしも、、、好き、、、」
かすれるような小さな声、、、
悦びが胸に広がる。
建春は唇を重ねた。
麻衣の舌が忍び込んでくる。
思いを込めて絡め合う。
「んっ、、、んんっ、、、んっ、、、んっ、、、」
乳房を弄る。
思っていた以上に量感がある。
やはり、、、
カタチの良さを感じとる。
直に見てみたい。
義姉の乳房をタップリと愛したい。
「アン、、、建春くん、、、」
「義姉さん、、、キレイだよ、、、義姉さんのキレイなカラダを思いきり愛したい、、、」
「ああん、ダメ、、、」
再び唇を重ねる。
長い口づけ、、、
ダメと言ったのに麻衣の舌がネットリと絡みついてくる。
映画が終わり明るくなる。
二人は慌てて離れると佇まいをただし外に出た。
つづく
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