「何を言ってるのよ、、、ダ、ダメに決まってるでしょう、、、」
「俺、、、いい仕事するよ、、、」
「ふざけないで、、、あなた、春樹の親友なんだよ、、、絶対にムリ、、、」
しかしカナミの口調はどこか弱々しい。
「まあ、そうだよな、、、冗談だよ、冗談、、、」
そう言うと海斗は立ち上がりカナミの横に座った。
ピッタリめのピンクのTシャツ、胸元がカタチ良く突き出している。
「ちょっと、、、」
「じゃあ、、、俺が春樹の親友じゃなかったら、、、いいのか?」
「そういうことじゃ、、、」
「俺さ、、、カナミのこと、ずっといいなって思ってたんだ、、、」
「えっ?」
肩を優しく抱かれる。
「ちょっと、、、やめ、、、」
手をはらうが海斗は耳元で囁いてくる。
「カナミは凄くキレイでスタイルもバツグンだし、、、それに色っぽい、、、」
今度は背中を優しく撫で始める。
「でも、、、あっ、、海斗くんには、、、あん、、七海ちゃんがいるじゃない、、、」
「アイツより、、、カナミの方が上だ、、、顔だって、スタイルだって、、、オンナとしても、、、ずっとカナミを抱きたいと思ってた、、、」
七海より、、、わたしの方が上、、、
みんなが七海を可愛いと言う。
親戚の集まりでも、、、
ますは七海を褒め、その後に取ってつけたようにカナミちゃんもキレイよ、、、
春樹も七海を初めて見たとき可愛いと言った。
「本当に?」
「本当だよ、、、」
甘いマスク、、、
端正な顔立ち、、、
春樹以上に女にモテる男。
中学生の頃から何人もの女性と、中にはかなり年上の女性とも経験してる。
オンナの悦びを知ったとき、、、
海斗はどんなセックスをするんだろう?
そんな想像をしたこともあった。
春樹よりも筋肉質で逞しいカラダつき。
七海を手に入れた男がわたしを欲しがっている。
「でも、、、ダメ、だよ、、、」
「春樹とのこと、、、ジャマをしたりしない、、、一度だけ、今日だけ、、、俺にとって最高のオンナを抱きたい、、、、」
思いのこもった瞳だった。
最高のオンナ、、、
女に不自由しない男がわたしのことをそう言ってくれた。
胸が高鳴る、、、
「わたしも、、、海斗くんのこと、、、いいなって思ってた、、、」
「本当か?凄く嬉しいよ、、、」
「、、、絶対に、、、内緒にしてくれる?」
「絶対だ、、、約束する、、、」
熱く見つめ合う。
本当にカッコいい、、、
海斗の顔、、、好き、、、
唇が近づいてくる。
「カナミ、、、凄くキレイだよ、、、」
瞳を閉じる。
情熱的な口づけ。
乳房を弄られる。
「あっ、あん、、、」
二人目の唇、、、
そしてこれから二人目のオトコのカラダを迎え入れる、、、
ドキドキしちゃう、、、
アソコが疼いてる、、、
春樹、、、ごめんなさい、、、今日だけだから赦して、、、
カナミの方からしがみつく。
唇を求め激しく舌を絡め合う。
春樹とはしたことのない貪るようなキス、、、
カラダが熱い、、、
海斗のキス、、、スゴイ、、、
思いきり愉しみたい、、、
春樹とのセックスよりもっと感じたい、、、
きっと海斗だったらそれを叶えてくれる、、、
「ああっ、今日だけよ、、、今だけよ!」
「分かってる、、、そのかわりタップリな、、、」
「そうよ!ああっ、海斗とイッパイ、セックスする!」
二人は激しく求め合いカラダを重ね続けた。
露骨な言葉で互いのカラダを褒め称えケモノのように声をあげながら何度も果てた。
カナミはこんなの初めてと叫び、海斗は七海よりずっといいと徹底的に責め立ててきた。
海斗が果てるたびにカナミは心を込めてフェラチオを施した。
春樹以上の快楽を教えてくれたオトコが愛おしくて仕方がなかった。
復活した海斗を迎え入れ
「こんなに続けてしたことない!こんなにイッパイしたことない!」
蕩けきった表情を浮かべ全身でしがみついていった。
「カナミ、好きだ!お前は最高のオンナだ!」
逞しいオトコの脈動、、、
「海斗、わたしも好き!大好き!」
背中を反らせ立て続けに絶頂した。
二人は裏切りのセックスにどっぷりと沼っていった。
12年の時が流れた。
とある日の昼間、春樹は七海と二人自宅のマンションへと向かっていた。
今、夫婦の寝室でおこなわれている行為は隠しカメラを通して春樹のスマホに映し出されている。
汗で滑るカラダをこれでもかと絡め合い愛欲に溺れる男と女、、、
さすがに音声は聞こえなくしてある。
男と女は二人のそれぞれの配偶者。
カナミと海斗、、、
三年前、二組のカップルは合同で結婚式を挙げた。
高校時代の同級生3人と1年下の後輩ひとり。
招待する友人達もほとんどかわらないし、特別な思い出になると春樹以外の3人が積極的に進めたことだった。
その思い出になる宴も隠された意味があったのだと今更ながらに思い当たる。
お互いの伴侶の裏切り、、、
この二人は臆面もなく隠されたもうひとつの結婚を密かに遂行していたのだ。
つづく
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