あの休日出勤日、電車内で代る代るレイプされた日から半年が経とうとしていた。高校生の若さが溢れる暴力的て忙しないセックスは決して容認できるものではあるはずがない。
調べてみたら自分は痴漢に狙われやすい要素を兼ね揃えているらしいと、やっと理解することができた。声を上げられず一度許してしまえば狙えるターゲットとして目を付けられ、その情報は同類たちに伝わっていく。
真由美だっていつまでもされるがままになるわけにはいかず、強固に拒絶する術を身に着けられるようになっていた。相変わらず痴漢の被害はなくならないが、お陰でレイプに発展することはなくなったのだ。悶々とさせられはするけれど……。
職場での毎日は変わらず刺激に溢れ飽きることはないけれど、また説明会を開催する話が持ち上がっている。
前回は就活生相手の説明会であり、今回は取引先相手だということらしいのだ。この業界の流行り廃れは早く、生き残りを掛け日々試行錯誤を怠ることはできないということらしい。
そこでまたも受付業務を真由美は押し付けられ、少々うんざりしていた。あのとき自分を目眩く甘い世界に導いた彼は遠望の支社に飛ばされ、姿を消していた。真由美が彼の上司に直接講義をした結果、彼女の逆鱗に触れたのだ。
会社としても大事にはしたくない本音がある。
一生口を噤むことを約束させられ、飛ばされたのだ。そして彼の代わりの後釜に、真由美を見詰め続けていた就活生だった彼が座ったのだ。
彼もまた上司の彼女にベッドの中での仕事を鍛えられ、性の捌け口として成長させられていた。身体だけではなく気持ちまで女を満足させられなければ、セックスの相手として失格だとしっかりと教育を受けて、熟女相手の若きセックス職人にさせられたという……。
そして、その日はやってきた。
各取引先メーカーや関係者が次々と会場に集い、真由美はその対応に追われ忙しくしていた。
急拵えの会場は前回とまったく同じであり、受付カウンターの背後には天井からは、本来は会議室として使われている長机などが押し込められている惨状を隠ずための長い布が垂れ下げられている。
今回は長く時間を設けられているとあって、足の長いスツールが真由美に用意されていた。どこから持ってきたのか、これではまるでバーではないかと複雑な気持ちになる。
部屋の扉は開けっ放しなところを見ると、遅れて会場入りをしてくる関係者が来るものと考えた方がいいのだろう。まぁ楽な仕事だし…と、真由美は気軽に構えていた。
やっとこの日が来たと、木村要次は胸を踊らせていた。就活生だったあの頃と見る景色は違うが、今も盗撮した動画の中に真由美のあられもない姿が残っていた。社内で顔を合わせるくらいでろくに喋ったことはないが、あの日カウンターの陰で行われていたことは察しがついている。
それを実行に移した相手は失脚し、今は遠方の地で腐っていると聞いている。上司からは許可をえているが、満足させられなければ同じ道を歩む覚悟をしなさいと言われている。上司は一度真由美に抗議を受けて恥をかかされ、貴重なツバメを手放さなければならなくなったのだ。
今は自分がいるけれど、前任者と同じ轍を踏むなということなのだ。分かっている、自分だってあの上司とのセックスライフを失うのは本位ではない。騎乗位でのあの腰つきで犯される快感に耐えるのは楽ではない。フェラチオにしてもクンニリングスにしても、どんな体位でするあの上司とのセックスは最高なのだ。
けれど、あの日から真由美を諦められないのだ。
要次は布の合わせ目をそっと開き、憧れの真由美を驚かせないよう魅力的なくびれに手を触れさせた。
ぴくっと身体を反応させた真由美は身体を硬直させて、動かなくなった。そのまま身を屈ませたままカウンター内に滑り込み、前側に回った。
真由美と目が合うと彼女は驚愕しながら自分を見詰め、あの日、見詰めていた元就活生だと理解したようだ。一部の人間しか知らないが要次はあの上司のお抱えペットだと知る数少ない人の1人であり、それでこんな真似をするのだから当然あの上司も知ってのことだと理解したはずである。
困惑したような複雑な表情を浮かべる真由美を見て、ことの成り行き次第で後の処遇が決まるのだと、退路はないと今更に身震いが襲う。けれど、目の前には揃えられた真由美の両足があり、その足を開きたい誘惑には勝てそうにはなかった。
真由美はやや抵抗をしたものの膝を開くことはそんなに難儀することはなく、スカートの中に静かに手を入れることができた。能面のように表情がなくなった真由美の顔を見ながらパンスト、そしてショーツの順に引き下げて足から引き抜いていく。
下がったスカートの裾を捲くり上げ、閉じられた膝をゆっくり開いていく。そこにはなんともいやらしい景色が広がっていた。真由美は見る人によっては地味な美人だとか、古風な美人だという同僚がいる。その顔に似合わず下の毛は密度が濃くて剛毛といっても差し支えはないだろう。
この光景を前任者は見ていたのだと思うと、めらめらと嫉妬の炎が上がる。そして要次は気付くことになる、真由美のクリトリスのサイズの大きさに……。
10数分後には、真由美に変化が訪れていた。
力の抜けた表情に潤ませた目を伏せがちになり、努めて平静を装うように意味もなく手元を整理する仕草をするようなっていた。司会者の話に耳を傾けるように顔を上げてみたり、来場者を見回してみたり、不意に眉間に皺を寄せてみたり………。
あまりに上等な要次のクンニリングスは真由美の永久凍土のような頑なさを溶かし、劣情を煽り立てるには十分だった。ブラビラの内側を繰り返し舐められ、唇で甘噛するように挟む。その柔らかな唇で分泌液を啜られ、クリトリスをじわりじわりと舌で可愛がられ続けられる。
真由美は片手でボールペンを握り、空いた片手は彼の頭の上に置かれ、指の間から髪の毛を溢れさせるように掴んでいた。その指先は彼の頭皮を揉むように動かされ、浮かせた踵を小刻みに揺らして快感に抗っていく。
上唇で限界まで包皮を持ち上げ蕾のカリ首までを包んでは、後退する。そんな焦らすような愛撫が堪らなくて、ときどき触れてくる舌が鋭い電流のような快感を呼び起こす。
きゅ〜っと吸われる感覚が真由美の思考能力を鈍らせ、視界を曇らせる。何度も唾液を飲み下しながら彼の髪の毛を鷲掴みにする。破裂せんとばかりに膨張したクリトリスが彼の舌によって弾かれては繊細に舐められ、もうこれ以上は我慢ができなくなる………。
そんな真由美の心情を察したような彼が、そこから離れた。
ゆっくりとスツールから腰を上げた真由美になど誰も気付く者はおらず、背後の垂れ下がる長い布が揺れ動いたことにも気付く者はいない。
その垂れ下がる布の向こう側に真由美の下半身が引き寄せられ、真由美の上半身だけが皆の前に晒される格好になった。もとよりカウンターの存在が真由美のお腹辺りから下を見えなくさせていることから違和感はない。カウンターに両手をついて澄まし顔で立つ真由美を不審に思う、そんな者もいなかった。
スカートが持ち上げられてお尻が空気に触れる恥ずかしさを感じ、やがて入口にあてがわれる感触が真由美にある種の期待をさせた。
不意に深い皺を眉間に作り、俯く。そしてゆっくり息を吐きながら持ち上げた真由美の顔は元の澄まし顔に戻っていた。ただ僅かに髪の毛が揺れていたいることを除けば、一見して真由美の変化に気付く者は相変わらずいないのだった。
亀頭が抜ける寸前まで引き抜き、真由美の分泌液でぬらぬらと光るペニスがゆっくり中へと消えていく。あぁ~っと歓喜の声を出したい欲求を、熱い吐息を吐き出すことで紛らわす。
血管を浮かせた陰茎が現れては膣の中へと沈められ、子宮の入口へと到達する。真由美にしてみれば硬い杭が中を押し広げながら感じさせられ、彼にしてみればぬるぬるした膣壁が僅かな抵抗を見せながら抱きつかれ、やっと魅力的な最奥部へと到着する。
自分の肩幅よりも膝を開きながら少し腰を落とした格好の真由美は、カウンターについた手を伸ばして身体を支え、肘が折れないように注意を払った。そうしないと気持ちよくて、俯いてしまいそうになるから……。
ゆっくりしたスローペースの抜き差しが真由美を眠気を催したような重たげな目にさせ、瞼がやや下がってしまう。それでいてとろ〜んとした目元にさせて、焦点を失った目を一点に固定させながら薄く開いた唇から吐息を漏らす……。
来場者の誰かが手元の資料の紙を捲る音にハッとさせられては我に返り、真由美は無表情を取り戻す。辺りを見回しては安堵し、長くは続くことのない無表情が崩れていく。
このところ触れられる痴漢に甘んじているだけでご無沙汰だったペニス。彼に注がれる甘い快感が真由美を酔わせ、自分も腰を動かしてしまいそうになる。
それを堪えながら彼のペースが早まるのを感じ、真由美は自分が高まりゆくことに必死に堪えなければならなくなっていく。
膣の中でビストンの感覚が短くなるにつれて立っていられなくなり、真由美の落ちる腰がその都度持ち上げられる。
狂おしい快感を声に出せない代わりに切れぎれの短い吐息に変換し、喉の奥で必死に喘ぎを押し留める。
子宮の入口を押し上げるように突かれることで、生まれる快感が真由美を飲み込んでいく。
無限地獄のような快感に首を絞められるように、自分の制御が効かなくなっていく。
髪の毛よりもネックレスの揺れが顕著に目立ち、口を半開きにした真由美の顔が、恍惚の色に染まっていく。
そして忙しなく出入りを繰り返していた要次が、その腰の躍動を止めた。真由美は目を閉じて自分の中で脈動を繰り返すペニスの感触に酔いしれ、吐き出されているであろう精液を感じていた。
もう耐えられない、早くいってとあんなに願っていたのに、少しづつ引いていく快感の波が去っていくにつれて、膣の中に留まるペニスを逃したくて堪らない……。
そんな気持ちが湧くなんて、真由美は自分でも信じられなかった。それほど良かったのだ。
彼の手が掴んでいた腰を離れてお尻や太腿の内側を名残惜しげに這い回り、真由美はそんな彼の手に自分の手を重ねた。
すると下がる彼の手がクリトリスを捉え、刺激を与えてくる。その刺激に膣壁が蠢きを見せ、感じる真由美につられて要次も少しづつ硬度を取り戻していく。
そして、再び真由美のネックレスが煌めきながら揺れはじめていた。
真由美は逃れられない味を植え付けられ、ただの淫乱な女になっていく。
今回は誰も気付いていないと、真由美はすっかり油断していた。
密かに熱い眼差しを向ける来場者がいることにも気付かず、少しだけ顎を上げて揺れる髪の毛を押さえはしてもネックレスの揺れにまでは気が回らなかったのだ。
そんな真由美を酔わせる彼に、射精感はまだ訪れる気配はない。
真由美は太腿に爪を食い込ませ、若い彼の分身に夢中になっていた。
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