これまで生きてきた中でも間違いなく、人生最大の屈辱と集中だった。通勤電車やバス内での痴漢がエスカレートした末の、レイプ紛いのセックスなどとはレベルが違ったのた。
確実に一人の男子就活生には気付かれ、気が狂いそうな羞恥心に身を焼かれながら、快感に溺れさせられたのだ。あの強烈なストレスを除けばの話だが、悔しいけれど、堪らなく良かったのだ。そう感じてしまうことも、真由美にはストレスになっていた。
この業界に身を置いていると、様々な人と知り合うことになる。女ばかりの職場とあって女性ならではの問題、つまりは性方面の専門家にお世話になる人は陰ながら多いと聞く。もちろん医学的見地からのアプローチであることは、言うまでもない。クリニックという場所なのだから。
真由美は思い切ってその扉を叩き、出産以来は乗ることのなかった診察台で、足を開くことになった。
その前に血液検査や様々な検査や問診が行われ、性生活のことまで話さなくてはならないのが嫌だったが、一部をアレンジして医師に答えることにした。
性生活はどのくらいのペースか、どの程度かなのか、道具を使うのか、医師の質問は多岐に渡る。
真由美はそれらの質問に性生活は不定期であり、どの程度と問われればパートナーが2〜3回射精するくらいだと答え、道具などは使用しないと答えた。
バランスの取れた食事や睡眠はしっかり取れているか、人間関係などのストレスはどうかと問診は続く。食事や睡眠はともかくある意味で人間関係のトラブルは、日常茶飯事だと真由美は答えた。
もちろん日常で受ける痴漢やそれがエスカレートした、レイプ紛いのセックスのことであるのは伏せたが……。
強烈なストレスを伴う羞恥心と背中合わせになる堪らない悦楽、前者だけが取り払われる都合の良いことがあれば別だが。あの屈辱と羞恥心は何度経験しようとも慣れることはなく、皮肉なことにそれが刺激となって毎回耐え難い快感を得ることになる。
それに酔いしれる自分を嫌悪し、ストレスになる堂々巡り………。これをどうこの医師に説明出来ようか、真由美は分からなかった。ただセレブたち御用達のクリニックとあって医学的見地からのアプローチは信頼でき、洞察力にも優れていると聞く。
生理不順がただのストレスからなのか、他に何か問題があってのことなのか、分かればいい。
真由美は医師に従って服の前を開け、ブラを解いて胸を見せた。医師といえど相手は男性であり、この年齢になってもやはり恥ずかしい。医師の彼は真由美から見ても一回り近く若く、よりにもゆって素敵な男性なのが辛かった。もっとも面食い好きのセレブたちに人気があるのは、この医師の甘いマスクが理由の一つかもしれない。
そして触診が済むと、真由美は診察台へと向かった。
医師の神崎渉は真由美の話に耳を傾け、検査結果と問診から大体の見当をつけていた。40代半ばにしては見事な乳房を晒し、その乳首を見て豊かな性生活を送っていることを見抜く。
セレブの奥方たちの中には金に物を言わせながらセックスに狂う者も少なくなく、トラブルを抱えてやって来る。けれど真由美というこの患者はいわゆる庶民らしい。ならば多数のセフレと関係を持っているのか、夫との営みに問題を抱えているのかもしれない。
診察台に乗った真由美を見て目隠しのカーテンを引き、左右にある小さな足置きにそれぞれの足を導いた。他の者はどうかは知らないが熟女好みの渉には、魅力的な恥部が眼の前に晒される。
この日のために処理をしたのか無駄毛の剃り跡が目に付き、上部に濃い密林が逆三角形を形成している。その下の秘唇の両脇に整えられた林が生い茂り、灰色と茶色のグラデーションが縁取る秘唇が曲線を描きながら恥丘から一段高く出ている。
注目すべきは陰核のサイズだった。副腎に疾患のある女性は小さなペニス大にに肥大する症状が見られるが、真由美にはその疾患の報告はない。
確かにその症状とまではいかないが、一般的には5ミリ前後から1センチ以内とされるサイズを考えれば、真由美の陰核はそれを遥かに超えている。体質には個人差があるが、これはどう見ても体質だけでは説明が付かず後天的に発達したとしか思えなかった。
つまりは好き者、ということである。
それは確かめるためには、触診をしていけば分かるだろう。
愚問と知りながらも触診をしつつも医師の渉は、真由美に質問を投げかけていく。
これは大事なことです、単純にお答えください……
セックスはお嫌いですか、お好きですか……?
真由美は突拍子もない医師の質問に戸惑いを覚えながら、羞恥に身を焦がしつつ控え目に答えた。
嫌いでは……ないです………
目隠しのカーテンの向こうで羞恥する真由美が、抑制した声で伝える言葉を耳にした渉は、はやっぱり……と、確信する。
経験上、医師として核心を突く質問をしてもまともに答えはしないだろうと踏み、検査という建前で触診を進めていく。
医師といえど診ていかないと判断が付きませんので、一つひとつ懸念を潰していきまましょう……
個人差のあることです、思わぬところに問題が隠れていることも少なくありませんから………
私どもクリニックは守秘義務があります、ですから外部に漏れることはありませんからご安心下さいね………
それではと、本格的な触診が始められていった。
秘唇を指でV字に開き、聞き手の指先で内側を上下に触れる。
異常な所見は見られないと告げ、陰核包皮に触れる。真由美の身体がぴくりっ…と反応し、半分近く顔を覗かせていた陰核を露わにする。
まさか……という真由美の動揺がキュッと締まった肛門に現れた。医療用ローションを惜しげもなく絡めた指先が、クリトリスを優しく撫でていく。
ラテックス製の手袋をした指先に触れる蕾が見るみる硬度を増していくのが分かり、真由美の腰が落ち着きなく動きはじめた。
肛門も忙しなく収縮を繰り返し、息を飲む真由美の必死さが目隠しカーテン越しに聞こえてくる。
思わず真由美が、口を開いた。
先生、そこは……関係あるんですか……?
陰核は大事な性器感です、こういった問題を探るには欠かせない検査ですから安心して下さい……
あくまで検査ですが、この検査でオーガズムに達するなら、問題は一つなくなることになりますからね……
そんな、達するまでなんて………そんな絶望を覚えた真由美に次々と耐え難い快感が伝えられる。腰の動きが制御できなくなった真由美の反応を見た渉は、信じられないことを告げてきた。
指だと刺激が強いですか……?
あっ…あの……そういうことでは………
言葉を濁す真由美は、医師の言葉を聞いて聞き間違いじゃないかと自分の耳を疑った。
それでは、クンニリングスに変更します……
通常のことですから、大丈夫ですよ………
何が大丈夫だというのか、真由美は医師の言うことが理解できないまま次の瞬間、診察台から背中を反らせ浮かせていた。
滑らかな何が気持ちのいい所を忙しなく動き回りはじめ、ざらざらした舌の表面が、痛みを感じさせない程度に触れさせてくる。あまりにも感じて真由美は我を忘れた。
程よい強さで繰り返し吸引され、攻められる。暴れる腰をがっしりと押さえられ、否応なく高まっていく快楽に頭の中が真っ白になっていく。
そんなとき、頭の周囲に人の気配を感じて真由美は言葉を失った。
真由美の恥部から顔を上げた渉が、真由美にさらなる絶望を与える言葉を告げる。
彼等はこの検査のために必要な看護師です……
先ほどもご説明したように、守秘義務がありますから患者さんのことは漏れることはありません……
真由美さんの身体の不調はストレスからくるのではないかと、そう考えられます……
それもセックスの中におけるストレスではないかと判断できますので、治療として彼らを活用させて下さい……
医師が言い終わる前にどう見ても20代にしか見えない彼らは、白い医療用ズボンのチャックを下ろして勃起したペニスを露出させた。それを真由美のそれぞれの手に握らせ、真由美は再び診察台から背中を反らして喘ぎはじめた。
逞しく弓形に反ったペニスが手の中で脈動し、下半身から伝わる快感に支配された脳が、本能的にペニスを握る手に指令を送る。若い分泌液に塗れた真由美の手がそれぞれのペニスを擦り、医師の渉に愛撫される堪らない快感に身体が硬直する。
最後に大きく口を開けて顎を上げ、腰まで浮かせた真由美は声もなく達してしまった。呼吸を乱す真由美の服が捲くりあげられるとブラジャーまでずらされ、看護師の一人が口をつける。
まだオーガズムの波が引かない真由美が力なく手で看護師の頭を押し退けようとするが、医師が再びクンニリングスを再開させる。敏感になった蕾が狂気じみた快感を真由美に伝え、されるがままに歓喜の咆哮を喉の奥派から押し出してしまう。
色気とは程遠い熟女の喘ぎ声が診察室に響き渡り、渉の唇の中に収まったクリトリスが彼の舌に可愛が割れていく。
右胸を若い看護師の彼に吸い付かれ、彼の口の中で乳首が何度も倒されては起き上がる。左胸といえは真由美にペニスを握られたままのもう一人の若い看護師に揉まれ、やがて真由美の手を引き剥がしたペニスを口にあてがってきた。
腰を上下に揺らす真由美に考える思考能力はなく本格に従って、若い看護師のペニスを咥える。
誰に言われたわけでもなく舌を絡ませて頭を動かし、分泌液を啜り上げる。息継ぎをする合間に喘ぎ声を漏らし、繰り返しペニスを貪っていく。
官能的な脳になった真由美にエロスを求める欲求に際限はなく、快感こそが愛おしかった。
そして、二度目のオーガズムに腰を浮き上がらせた。
誰かが頭を撫でている。乳房を優しく揉まれ、吸われる乳首が気持ちいい……不意に真由美はハッとなり、我を取り戻す。フィットネスでしこたま身体をいじめたように疲労した身体が重く、乾いた口で医師に問いかけた。
こんなのおかしいです、これが検査だなんて……
人には言えない悩みの領域を探し、治療できるのがこのクリニックなんです……如何でしたか……?
夢中になっている間、その世界に没頭されていましたよ……?
なっ…ご自分が何を言っているのか理解されて言ってますか……?
もちろんです、真由美さんの性生活をとやかく言うつもりはありません……
真由美がどんなセックスをされているのかは問いませんが、問題はその方法なのかどんな状況下でなさっているのかではないでしょうか………
オーガズムに達するほど夢中になれるのに、それを良しとしないご自分を自己嫌悪されているとしか思えない………違いますか……?
真由美はこの医師に見透かされたように言われ、その言葉が腑に落ちるのを感じてなにも言えなかかった。
どんなセックスをなさろうと問題はご自分が納得されているかどうか、それに尽きるのだと思います………
言い換えれば受け入れられるかどうか、ご自分を許せるかどうかです……
例えばクンニリングスを受けながらお胸を、そしてご自分からフェラチオをなさっていた……
そんなご自分を、許してあげてください……
確かに無理強いされたわけでもなく、夢中だったとはいえペニスが欲しくてそうしたのだ。許していいのか、そんな自分を。
この医師を信じるのならばここでのことはさて置き、普段の自分はバスや電車内、果ては会社の中で業務中の望まぬセックスに酔いしれてきた。
そんな自分を許せなくて体調が優れなかったのだとすれば……今までの自分を許せるのだろうか。
我慢をしないのが一番ですが………
例えばダイエット中なのに、甘いケーキは背徳的に美味しいはずです……
たまにだけだからとご自分にご褒美として、許せればダイエットも続けられると思います……
つまりはご自分を許すことで、体調は回復すると思いますよ……
真由美さんがなさるセックスを、楽しめるのかはご自分次第なんです……
残念ながら自分の性分として、手放しでは自分を許すことはできないだろう。ただこれまでの望まないレイプ紛いのセックスに背徳感を覚え、興奮し楽しんでいたことは事実。完全には許せなくても、自分を縛る戒めを少し緩めることはできるかもしれない。
我慢し過ぎるのも禁物です……
ここまでで治療を含めた診察と検査は終了できますが、クンニリングスとフェラチオだけでお帰りしますか……?
それは、どういう意味ですが………?
医師の渉は、はっきりと言った。
膣の中の治療も残ッていますが、途中で終わりますかという意味です………
医師の言葉を選んだ提案だった。真由美の性格を見越した言い方であり、型意地を張らず3人もいる男のペニスを堪能できると言ってきていた。
治療ならば最後まで、受けて帰りたい………です……
真由美の言葉尻は、消え入りそうな声だった。
それでは……
医師の渉が短い言葉を言い終わらないうちに亀頭が入口を潜り抜け、看護師のペニスを握る手に力が入る。立ちながらの不安定な体位ではなく、しっかりした正常位で奥まで挿入される。
揺れはじめる真由美の身体が豊かな乳房を揺らしはじめ、子宮の入口まで届く医師のペニスが堪らない快感を呼び起こす。
女盛りの年類になった真由美の身体が歓喜に震えて、思わず甘い……あぁ~っという喘ぎ声が口から出る。
揺れる乳房の乳首に吸い付く若い男性看護師が、これまでになく官能的な舌使いで小豆色をした大き目の乳首を可愛がる。反動でぷるんっと起き上がる乳首が何度も倒され、円を描きながら舌先が乳輪を走り回る。
もう一人の若い男性看護師に頭を支えられ、自ら咥えた彼のペニスの亀頭を唇に含む。カリ首に舌先を絡めて回し、亀頭に這わせて何度も頭を振っていく。
もう真由美は何も変えず、乳首を愛撫する彼のペニスを握り、もう一人のペニスを口に含み、医師のペニスを下半身で堪能することに夢中になっていた。
口に含むペニスを何度も吐き出しては喘ぎ、握るペニスの手を動かしながら、丁寧に突いてきてくれる医師の分身に身を捩らせる。
ぬちゃっ…ぬちゃっとリズミカルにな卑猥な音が途切れることなく鳴り響き、真由美に温もりを伝え続けていく。
熱に浮かされたように悶え、快感に高まりゆく身体が制御を失う。診察台から腰がうきは上がり、一際入口が締まったときだった。
身体を短く震わせた医師が、勢いよく精液を放った。しばらく中に留まって膣壁の蠢きを楽しんでからペニスを引き抜き、漏れ出る精液を処理をする。
乳首を弄んでいた看護師が医師と入れ替わり、若い分身を埋めていく。20〜30代の瑞々しい女性もいいけれど、このクリニックに勤務してからというもの、40代上の熟女の良さを知ってしまった。
経験豊富な熟女は若い自分のような者も受け止める懐の深さがあり、何より感度の深さが違う。
あまりにもいやらしく、どこまでも快感を貪る姿を一度経験をしてからは虜になってしまった。
真由美の濃い恥毛に向けて惜しげもなく腰を打ち付け、快感に酔いしれ、狂う真由美の姿に自分を見失いそうになる。締まる膣が真由美の限界を告げ、自分本位にならないようペースを保ち奥を突く。
やがて両胸を差し出すように背中を浮かせたはじめた真由美の口が開き、短い感覚の痙攣を見せて静かになった。
数十秒の僅かな時間を与え、再び彼の腰が動き出す。やはり熱にうなされたように真由美は頭を揺らしながら、唸り声を上げながらうわ言のように言葉を吐き出していく。
きっいもじいぃ〜……あっあっあぁ~いぃ〜い……
その言葉を耳にした彼は、堪らずに射精をしてしまった。
彼もまた自分の精液を処理すると同僚と入れ替わり、真由美の中へとゆっくり埋没させていった。
目隠しのカーテンを取り払い、真由美に覆い被さりながら唇を重ねる。自分の分泌液の混じった唾液が真由美の舌とともに絡みつき、唾液の交換をする。
腰を動かすたびに膣壁が強かに抱きついてきて、熟女の魅力に魅せられたことを思い出させてくれる。
自分の背中に回された真由美の手が這い回り、その手がお尻に添えられる。まるで掴まれるように爪を立てて食い込ませ、その痛みの分だけ真由美が酔いしれていることを実感させてくる。
言葉にならない真由美のうわ言の中に聞き取れた言葉は、いぃ、気持ちいい、凄いの3つ。ひたすらこと言葉を繰り返し、背中とお尻に手を這わせる真由美が獣じみた声を出す。
身体を硬直させ、3度目のオーガズムを迎えていた。脱力した真由美と唇を重ね、舌を吸う。唇を舐め、乳首を弄び、首筋に唇を這わせていく。
再び腰の躍動をはじめた彼の身体の下で、真由美が歓喜の声を上げる。速度を上げた彼に真由美は身体を上下に揺らし、わけが分からないまま狂おしい快感に意識が遠のいていく。
そして、何もわからなくなった。
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