ランジェリーメーカーと張り合うように、我が社が用意した衣装に着替えた。場違いだと思うほど上等な白いジャケット風スーツなど着たこともなかったが、いかにも写真映えのするものといえた。
それは40代のプロポーションを否応なく浮き出させ、真由美をひとりの女としてグレードアップさせるには申し分がない。
ヨーロッパのどこかの街中を彷彿させるセットに身を置き、横から風を当てられた真由美が髪の毛を揺らしながら撮影が始まった。
どこか清楚さを漂わせる真由美の隣には、同じく衣装のスーツに身を包んだ彼が立ち並ぶ。
撮影が進むにつれてカメラマンの指示によって彼との身体が密着し、ツイードスーツのようなデザインをしたワンピースの胸元の合わせ目、そこから彼の手が差し込まれていく。
もちろんカメラマンの指示によるものだが、雑誌の1ページにそれらしいキャッチフレーズを添えて掲載されるような、そんな1枚になるのだろうと想像ができる。
ただし本来は差し込まれた手が胸を弄るなんてことはないはずだと、そう思いながら乳首を捏ねくり回される快感を無視していた。
横から西日を彷彿させる照明が当てられ、石造りの橋の欄干に両肘を乗せて、川を眺める設定で進められる。斜め下からレンズが向けられ、指示によって彼が後ろから抱きついてくる。
腰に回された手が優しく動き、スカートの後が持ち上がっていくのを感じながらそれを制止する。
遠くに視線を向けるように言われ、真由美は従った。風になびく髪の毛を両手で掻き上げながら、スカートが持ち上げられるのを忸怩たる気持ちで耐えなければならず、お尻と下着の間に手の平を差し込んでくる。
そのまま下着を下げられ、棒状の何かが触れるのをやはり無視をした。
カメラマンは何かを察し、2人を立たせたまま角度を変えて撮影を続けていく。
そこから真由美の表情に、僅かな変換が生まれていった。
真由美のお腹に彼の左腕が回され、レンズが向けられている反対側の右手は真由美の下半身の前に回されていた。
うっとりするような大人の女の顔を見せながら、真由美の目が潤んでいく。
その目が一瞬、大きく見開かれて数秒間閉じた後に、再び元の眼差しに戻った。
子宮の入口まで突き刺さった何かが情念を揺さぶるように、ゆっくりと前後に動かされる。
膣壁を撫でられる形容詞がたい甘さがいつもねように真由美を黙らせ、無意識に受け入れやすいように腰が浮く………。
あの敵に見たこの人の後ろには今、自分がいる。
この人の泥濘みの中は温かくて、膝の力が抜けないように踏ん張る。
あの時の誰かは、こんなにいい思いをしていたのかと嫉妬を覚える。動かすごとに抱きついてくるこの人の膣壁が堪らなかった……。
下から吹き付ける風に恥毛が揺らされ、切られるシャッター音に心細さを感じる。今更ながら恥かしさで逃げたくなり、広げた脚に力が入る。
悟られたくないという気持ちが真由美を頑なにさせ、意地でも表情に出しまいと風に揺れる髪の毛を押さえた。
カメラマンはレンズ越しに若い彼が、なかなかいい仕事をしていると真由美の顔を見ながら感心していた。早漏でもないのに緊張から射精してしまう者も少なくなく、性経験豊かな熟女を惑わせるほどいい表情をさせるのだ。
一見して普通の人には分からないかもしれないが、この道が長いカメラマンの彼には分かる。
間違いなく真由美は感じていることを悟られたくなくて、隠している。
これまで見てきたモデルたちも可能な限り皆んな我慢の限界まで平静を装い、二人きりにするタイミングを作ると燃え上がっていた。
精々いい写真を撮らせてもらい、二人きりになってもらう。もう少しそのいやらしい表情をレンズに収めさせてもらうとしよう……。
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
電車の中、バスの中、会議室のカウンターの中で耐え忍んできたように、真由美の戦いが始まっていた。
自分に負ければ醜態を晒すことになり、負けるわけにはいかない。いっそのこと思い切り突いて欲しい欲求に抗いながら、彼の若い分身に酔いしれていく。
カメラマンとアシスタントの目が真由美に向けられる中で、指を噛んで気持ちを逸らせないことが苦しい。気持ちよくて、気持ちよくて、気持ちよくて堪らない……。
にゅるるっちゃっ…にゅるるっちゃっ…にゅるるっちゃっ……にゅるるっちゃっ……にゅるるっちゃっ…
早く……まだなの、いつまで続くの……
震える膝から力が抜けそうで、彼に支えられて辛うじて立つ真由美が限界に近づいていく。
既に開いた口で呼吸をする真由美はただの女になり、眉間に皺を刻みながら1点を見詰めている。
意識の外で誰かの声がした。
カメラマンがアシスタントを伴って、関係者を連れ出していく。
スタジオに2人だけはが残され、彼の腰がスパートをかける。
猛烈な快感に包まれていく真由美に何かを考える力はなく、淫らなな声を上げて体を揺らす。
彼の射精に向かう腰の躍動が、真由美の口の端から一雫の涎の筋を落とさせていく………。
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