「よ~し、決まりだね、勉強するよ!わたしやる気満々」
リンリンは気合が入ってる。
「念のために言っておくけど、うちの高校、テストの不正行為は一発退学だからね、、、」
「ええっ、、、」
リンリンが息を呑む。
「なによ、、、リンリン、まさか?」
「ち、違うよ、、、そんなことするわけないじゃん、、、」
明らかにキョドるリンリンを三人がジト目で見る。
「分かっているから、、、そんな目で見るのはやめて、、、」
「本当に分かってるな、リンリン、、、」
陸がどすの効いた声で確かめる。
「はい、、、」
なんだかんだはあったが二人は集中して勉強に励んだ。
分からないところは積極的に質問し終わったのは八時を過ぎていた。
テストまであとは各自でそれぞれに努力する。
抜け駆けはなし。
アドバイスは学校で、そう決めて帰って行った。
陸は風呂に入り部屋に戻ると三人それぞれからメールが来ていた。
イズミからは
『大和くん、今日はお疲れさまでした』
『ありがとう。夏村がいて本当に助かったよ』
と返事をするとすぐに
『どういたしまして。わたしたちもお互いテスト頑張ろうね』
と返ってきた。
夏村は本当にいいやつだな、、、
次はリンリン
『ありがとう。わたし頑張るからね。。絶対陸とデートしたい。フフッ、、、デートでイッパイ挟んであげる、、、』
挟むって、、、
何を、何で?
あいつ、、、また下ネタかよ、、、
今日もトイレから出たらドアの前にいて、、、
リンリンは小柄だからキャミの胸元がまる見えで、、、
ブラごと全部、、、
「ああっ、見てる、、、触ってもいいよ、、、でも乳首はダメ、、、陸とシタくなっちゃうから、、、」
なんて小声で囁きやがって、、、
『この小悪魔が、、、とにかく頑張れ』
そう返事を送っておく。
最高は葵だ
『ゴメンなさい、、、陸だって自分の勉強があるのに、、、わたし頑張るね。。教えてくれる陸と夏村さんのためにも、、、そして自分自身のためにも。。陸とデートしたいし、出来れば同じ大学に行きたい。無理かも知れないけど、、、だから今回だけじゃなく、これからもずっと頑張る。。じゃあね。。』
あいつ変わったよな、、、
心が伝わってくる。
凪姉が言ってた、、、
葵は真剣だと、、、
ずっと陸のことを想っていたと、、、
信じられなくて、でも彼氏がいたと反論すると、、、それは真白がいたから、、、
二人の幸せを受け入れるため。
妹があんなことをするなんて思ってもいなかったから、、、自分に区切りをつけるため。
決めるのは陸だけど葵の気持ちは大切にしてあげて欲しい。
そう言われた。
俺は葵とどうなりたいのだろう?
まだハッキリとは分からない、、、
でも日に日に葵の存在が大きくなってる、、、
大切にしたいと思ってる、、、
『俺はいつでも応援するぞ。俺も葵と同じ大学に行きたい。一緒に頑張ろうな!』
そうメールする。
するとすぐに返事が、、、
『嬉しい、、、凄く、、、』
可愛い過ぎる、、、
陸は葵の写メを見た。
思い切り抱きしめたい、、、
そう思った。
つづく
※元投稿はこちら >>