土曜日
まず10時前に葵とリンリンがやって来た。
二人はすでにモメていた。
「なによその格好、、、勉強するために来たんでしょう?」
「いいじゃん、、、わたしはいつもこの格好で勉強するの」
リンリンはピンクのホットパンツに白のチビT。
ブラのラインが透けデカい胸が突き出しヘソがまる見え。
「勉強なんてしてないくせに、、、」
そんな葵もかなりのミニスカートにニットのシャツ。
負けじと乳房がそびえ立つ。
「ふん、なによ、、、葵ちゃんだって、、、なんだかオッパイが威張ってるみたいだよ」
さすがに陸の視線が二人に注がれる。
特に、、、葵の中身を知ってるだけに、、、
スゲェ、、、リンリンの、、、
葵のより、、、あの写メで見たオッパイよりデカいんじゃ、、、
二人を見比べる。
「陸、、、恥ずかしいよ、、、そんなに見ないで、、、」
そう言いながら葵は両腕を組み乳をその上に乗せ更に見せつける。
「陸、わたしはいいよ、、、イッパイ見て、、、」
そう言って胸を張る。
「寝室へ行く?全部見せてあげるよ、、、」
「おい、コラ!」
「ひえぇ、、、葵ちゃん怖い、、、」
まるでコントだが、どこかピリピリしたムードも漂う。
「分かった、、、しょうが無い、今日はそれでいい、、、けど俺も一応男なんだから、明日は余り刺激の無い格好で頼む、、、」
「「ハ〜イ、、、フン!」」
互いにソッポを向く。
そこへイズミがやって来た。
「どうしたの?この雰囲気、、、」
「まあ、ちょっとな、、、」
イズミが二人の出で立ちを見てそれとなく事情を察知する。
さすがにイズミは落ち着いたブラウスにミディアムな丈のスカート。
素材が良いだけにそれでも映える。
「始めましょうか?」
「そうだな、、、とりあえず二人には俺が準備したミニテストをして貰う、、、実力を知りたい」
「ええっ、いきなり、、、」
「分かったわ、、、」
「フン、わたしだって、、、」
らしい反応が返ってくる。
12時までそれぞれの教科のテスト。
そのあいだ陸がみんなの昼食を作る。
今日はサンドイッチに飲み物はミルクティー。
数種類の食材を用意した。
食べながら陸とイズミで採点する。
「これ美味しい、、、」
「本当、陸って料理も天才、、、」
「わたしもそう思う、、、」
「いいお婿さんになるね、、、」
「うんうん、、、」
いつの間にか仲直りしてる、、、
しかもリンリンまでもう俺を呼び捨てかよ、、、
まあリンリンらしいけど、、、
「サンドイッチぐらいで、、、大袈裟だろう、、、」
「「「そんなことない」」」
三人がハモる。
イズミまで、、、
嬉しいけどさ、、、
採点が終わる。
まず葵を採点したイズミから、、、
「基礎はほぼ出来てるかな、、、もっと集中して解けば点数も上がるはず、、、ケアレスミスがかなり多いわ、、、それを無くせば30位は狙えると思う」
「えっ、、、本当に?」
「もっと努力すればそれ以上、、、」
「うん、頑張る、、、」
嬉しそうだ、かなりやる気になってる。
やるな夏村、、、さすがだ、、、
それに引換えリンリンは、、、
採点した陸の番だ。
「ハッキリ言って基礎が無い、、、これはキツいぞリンリン、、、」
さすがのリンリンもショボンとする。
「基本からやり直したいが試験まで日にちが無い、、、」
「じゃあ、、、どうしたら、、、」
見捨てられる、、、
まるで捨て猫のような顔をして陸を見つめる。
「とりあえず今回は赤点を回避する。徹底的にヤマを張る。それにこの高校に入れたんだ、リンリンだって地頭はいいはずだ、、、それがいい方向に出れば、、、」
「うん、、、それいけるかも、、、」
意図をくみ取ってくれたイズミが後押しをしてくれる。
「分かった、、、陸を信じて、わたし頑張る、、、」
やけにしおらしい、、、
けれどやる気は湧いたようだ。
徹底した厳しい勉強が始まる。
二人は陸とイズミに教わりながら集中して励んだ。
つづく
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